カネ恋と三浦春馬さん
録画してあった『おカネの切れ目が恋のはじまり』の第2話から最終回の第4話までを視聴しました。
第2話、第3話は非常に面白く観ておりました。
しかし主人公の三浦春馬さん演じる猿渡慶太は、第4話には新たな映像としては登場せず、
ご本人のいないところでなんとか話が続いていく。
ああ、もう本当にいらっしゃらないのだな、と思いが募り、
最終回の最後の方は涙が溢れて止まらなかったです。
三浦さんのことはそれほど詳しくなかったものの、調べれば調べるほどなんて素晴らしい人なのだろうと気がつき。
こんなにストイックで努力家で気配りの人で能力が高いお方で、多くの人から愛されているのに。。。
眩しい笑顔が滲んで見えてしまうよ。
ストーリーの中の猿渡は御曹司で明るくかっこよくチャラく、一見苦労知らずのお坊ちゃんなのだが、
過去にはそれなりに苦労があったようだ。
新作おもちゃのアイデア実現のために日夜努力している面もある。
ただのやたら顔がいい御曹司ではないのだ。
また、九鬼玲子(松岡茉優)も世捨て人のような生活を送る傍ら、イケメン講師に熱を上げ、貢ぎ続けた一面もある。
学生のころに父が横領で逮捕されたという壮絶な過去もあり、すっかりお金に関して価値観が変わったようだ。
お金の価値観は人生観を形成する大きな一つの価値観でもあり。
すべての捉え方が変わったのだなあと感じた。
そして結局、人は見えている部分だけでは判断し難いものであると思った。
それはストーリーの中でもそうだし、現実でもそうであった。
ぽっかりと空いた心の喪失感。
とりわけずっと応援してきたファンにとって、受け入れがたい事実。
ただただ、静かに三浦さんの魂が安らかなることを祈ります。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
星蘭ひとみさん退団
映像専科として”現役タカラジェンヌ”の星蘭ひとみさんが猿渡の元カノ役として出演されたことは嬉しかった。
お芝居はどうなのかしら、とちょっとドキドキしていたが、とてもよかったと思います。
近くで見ていた夫も「この人、別格だね」と驚いていた。
また他のドラマも見られるのかなと期待していただけに、退団発表は正直寂しい。
他の所属としてまた活躍されたら嬉しいのですが、これはまだわかりません。
好条件のオファーがあり退団、だったらそれはそれで非常に喜ばしいことですが。。。
三浦さんの件があり、第4話の撮影は心中いかばかりであったかとも思います。
もしも充電期間が必要で退団となったのならば、ぜひ充分に休息して欲しいと思います。
いち宝塚ファンとしてはタカラジェンヌ全員、退団の際には劇場で有終の美を飾り、皆んなの前で挨拶して終わって欲しい願望はあります。
ただし「挨拶させてあげたい」とは思わないし違うような。
組長とか理事長ではないから。人それぞれでしょうけど。
退団の日程調整は話し合いになったのではないかと思いますが、この11月30日になったのは星蘭ひとみさんの希望なのだと思って尊重したいと思います。
どうか、退団の日までタカラジェンヌとして充実した日々でありますように。
退団後もどうぞ元気で幸せでいて欲しいです。
コメントを残す