『霧深きエルベのほとり』「潤色・演出:上田 久美子」に惹かれて




星組『霧深きエルベのほとり』について

こんにちは、はぴごろもです。

星組『霧深きエルベのほとり』。潤色・演出が上田久美子先生ということでどんな作品だろうと興味が湧いてきました。

作品の内容は知らないので調べてみます。(公式とWikipediaを参照しました。内容に触れているかもしれませんがよろしければお読みください。)

日本を代表する劇作家:菊田一夫氏が宝塚の為に書き下ろした作品で初演は1963年(昭和38年)。

その後繰り返し再演され、今回が5回目になるようです。

前回が1983年でしたので、かなりの年月が開いての再演です。

 

舞台はドイツ。エルベ河(川)に隣接する港町ハンブルグが舞台。

船乗りのカールと名家の令嬢マルギットの悲恋の物語なのだそう。

船乗りをやめるつもりで故郷の港町に戻ったカール。彼は情に厚いがどこか哀しみを湛えている。一方、令嬢のマルギットは父親との確執から自由を求めて家出をし、二人は港町のビア祭りで出会い恋に落ちる。

お互いに惹かれ合い、一緒に生きていこうとするものの、家柄の差がすれ違いを生み悲恋に向かうのですね。

歴史的に大事件などがない分大急ぎにならず、人と人との微妙な心の移ろいや陰影などがより映し出され、じっくりと味わえる作品かも?

宝塚公式HPには、

「この作品に惚れ込んだ上田久美子の新たな潤色・演出」

とあります。

おお!惚れ込んだと。

新たな潤色・演出ということで、大きく変わるかもしれません。

上田氏は先日、京都新聞「現代のことば」欄で『凱旋門』について語った中に、

「物語の中で他者に出会い、いつもは目を向けないような人間の感情の端っこの、闇へと溶け込んでゆくその境目に思いをいたすこと。」

とありました。

『霧深きエルベのほとり』もまた、そんなところに物語の美しさを感じられるのかもしれません。

タイトルも素敵。叙情的な風景が広がりそう。

宙組公演『天は赤い河のほとり』と”河”と”ほとり”つながりですが、ほとりにはドラマが生まれやすいようです。

突然ですが「ブラタモリ」で地形好きのタモリさんが「ヘリ」や「キワ」が好きと仰っています。エネルギーのぶつかり合いでできた地球の壮大なドラマに思いを馳せて楽しんでいるのではと思っています。

人間はどうでしょう?出会ったら交じり合い一つになるのか、家柄という強大な力に飲み込まれるのか。

エルベ河のほとりの小さな愛はどうなるのでしょうね。

静かに「深い霧」に包まれていってしまうのでしょうか。

主な配役も出ました。こちらです。

カール 紅ゆずる
マルギット 綺咲愛里
フロリアン 礼真琴

主人公の船乗りのカールが紅ゆずるさん。

カールと恋に落ちる名家の令嬢が綺咲愛里さん。

フロリアンはマルギットの婚約者。礼真琴さん。心優しい人らしい。

 

婚約者がいる身でカールを愛してしまったマルギット。カールはマルギットの家に迎えられるもののギクシャクしてしまうのですね。愛しているのにすれ違う心。「ミーアンドマイガール」ならばハッピーエンドなのに、そうそううまくいくものではないですね。

憎まれ口をたたいてしまうのは本心か否か。愛しているが故に別れを選ぶのだろうか。

この作品に惚れ込んだ上田先生により再び美しい世界が描き出されます。

 

(話が大きく逸れますが、ふとペリリュー島の戦いの逸話を思い出しました。負け確定なのに日本軍と一緒に戦うと言ってくれたパラオのペリリュー島の島民。しかし中川中将は島民にわざと罵声を浴びせて島を離れさせたのだそう。それは島民の命を守るため。話が逸れすぎだし泣けてきてしまうのでここまでで。)

詳しく読んでみたい方はこちらのブログ様の記事へどうぞ

http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-2072.html

最後に逸れましたがお読みいただきありがとうございました。

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