花組は新作1本勝負!
こんにちは、はぴごろもです。
花組の公演ラインアップが出ましたね!
なんと新作1本もの!
雪組『ひかりふる路』の生田先生です!この作品の成功があったから今回の1本ものになったのでしょうか?
祝祭喜歌劇
『CASANOVA』
作・演出/生田 大和
今度イタリア人のはジャコモ・カサノヴァ。
公式HPによると、
詩人や作家、聖職者、政治家、詐欺師、錬金術師、そしてスパイ……様々な貌(かお)を持つカサノヴァが辿った数奇な人生を基に、愛と夢に彩られた冒険譚を明日海りお主演のオリジナル・ストーリーで綴るスペクタクル・ミュージカル大作。
とあります。
7色の顔を持つ、いや、もっとありそうな…「顔」を「貌」と表現しているところがちょっと好き。目鼻立ちだけではない「カオ」の意味深な感じがいいです。
しかも稀代のプレーボーイということ。
存在がすでにあまたの女性をメロメロにしてしまう明日海りおさんですから、策略を伴わば、どれだけの女性が落ちることになるか。
なんでも、カサノヴァが晩年に著した自伝『カサノヴァ回想録』によると、1000人の女性と…とあるそうで(^^;
(そして公演にあるかは不明ですが、ちょっと殿方とも…)
彼は両親の寵愛を受けることなく育ったそうなのですが、そういった生い立ちが少なからず影響したのでしょうか?
プレーボーイにしろ謀略にしろなんにしろ、自分でなんとしてでも生き延びていこうとしていたのかも?この世に生きる存在感をいかんなく発揮しそう。
様々な分野に関心を示し、それらを糧にヨーロッパ中の社交界などで跳梁跋扈するスケールの大きい人物を扱う物語は大作たる香りをすでに放っています。
旺盛な知識欲・出世欲・性欲…あらゆる欲の権化とも言える人物。天使とはおよそ正反対の人物のようです。
wikipediaには「術策家(aventurier)」と紹介しています。
稀代の詐欺師・錬金術師のカリオストロをちょっと思い出し。
漁色家なところはドン・ジュアンのようでもあり。
カサノヴァと言えば…
カサノヴァ、カサノバと言ってパッと頭に浮かぶのは…
「BOSSANOVA CASSANOVA」ボサノバカサノバですよね!(すでにどなたか書いていましたらすみません)。
日本人の音楽ユニットです。
いや、これ以上書けないのですが。すみません。
カサノバ・コンプレックス
「カサノバ・コンプレックス」という言葉があります。
次から次へと女に手を出す人のことを、これまでは女たらしで片付けられていましたが、強迫観念からそうしてしまうという病気とする考え方。
仮に作品がそうだとしたら、主人公は幸福にはなれず、喜劇は難しそうなのですが、あえて挑戦するのもいいかも?
楽曲も気になるところ
楽曲は『ひかりふる路』はワイルドホーン氏の壮大な曲の貢献も大きかったのですが、今回はどうなるのでしょうか?願わくばワイルドホーン氏~!スケールの大きな曲になりますように。
「祝祭喜歌劇」と銘打っているのでオペレッタのような明るい感じ?
カサノヴァをどのような人物像で描くのか気になります。
愛の行き着く先は…?
あと、気になるのはヒロインの役。
仙名彩世さんは、修道院での行儀見習いを終えたヴェネツィア大公の姪、ベアトリーチェを演じることになりそうです。
数々の浮き名を流した明日海カサノヴァが真の愛に満たされるときは来るのでしょうか?
ヴェネツィアのカーニヴァルの日のドタバタ劇も(予想)面白そうです。それで「祝祭」なのですね!
ヴェネツィアといえば水の都ですね。舞台も運河の街並みが出てくるのでしょうか?
『ひかりふる路』が素晴らしい作品だっただけに1本ものでも観たかったという欲が出ていましたが、『カサノヴァ』に期待したいと思います。
新作はワクワクします。楽しみですね!
お読みいただきありがとうございました〜〜
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