歌丸師匠と笑点と落語と宝塚




歌丸さん天界の高座へ

こんにちは、はぴごろもです。

落語会の至宝、歌丸さんが81歳でこの世を旅立たれました。

謹んでご冥福をお祈りします。

歌丸さんと言えばやっぱり笑点。

私も子供の頃から「笑点」を見ていたのですが、一番好きだったのが歌丸さんでした。

子供から大人までお茶の間に一瞬で笑いを届けてくれる人でした。

笑点は家族団欒の時間としてありがたい番組。

すでに放送開始から50年以上経つのですが、衰えぬ人気。大人になってからも録画してでも見たものです。

歌丸さんにかかれば、なんでも軽妙な笑いのネタになります。

身近なちょっとしたことを面白く小話にして伝えてくれました。

その話の中に登場する人物は普通に聞いたらとんでもない!と思うようなエピソードもありますが、そんな話でも妙に面白くなってしまうから不思議。

お見舞いに来た小遊三さんが、他の見舞いの人の差し入れの二万円のメロンを持って行ってしまった、という話をふと思い出しました。こうやって書いてもさして面白くないのですが、歌丸さんが話すと面白いのですよね。

やはり技なのだなあと思います。

笑点は大喜利の中で鬼嫁ネタ、独身ネタ、時事ネタ、風刺ネタ、病気ネタ、死亡ネタまでなんでもあり。嫌味さえネタにできる技術は貴重です。

笑点をきっかけに落語に興味を持った方も多いと思います。

落語は派手な歌やダンスがあるわけでもなく、話のみで笑いを取るもの。しかも一人座って。

一発芸のようなお笑いはすぐに飽きてしまうのに、古典落語が廃れず今も受け継がれているのは、それが時代が変わっても通用する笑いであるから。聴き手を引き付けて離さない芸があるから。

歌丸さんは体調が一進一退で苦しいながらも、最後まで最後まで落語の発展に寄与しようと尽力されたそうです。

長年に渡る活躍を見せた歌丸さんは落語の裾野を広げました。他の芸術との融合・昇華もあります。

宝塚OGでは大湖せしるさんが2017年に落語に挑戦しました。

そして宝塚の公演でも落語のネタを取り入れた作品が演じられています。

早霧せいなさん咲妃みゆさんの退団公演は『幕末太陽傳』。「居残り佐平次」を中心に「品川心中」「三枚起請」「お見立て」他の古典落語を組み合わせています。

早霧さんを中心に、退団公演でありながらしんみりしない、江戸時代の活き活きした人情ドラマを描き出しました。

また、目下公演中の星組『ANOTHER WORLD』は大笑いできる楽しい演目のようですね。

落語噺「地獄八景亡者戯(じごくばっけいもうじゃのたわむれ)」「朝友(あさとも)」「死ぬなら今」が散りばめられているとのこと。

普通だったら悲しみである「死」が笑いに変わって物語が進んでゆく。なかなかないです。

「死」で涙を誘うのはわりとできると思うのですが笑わせるのは難しいかなと。

ある意味、落語は最強かもしれません。

こうした宝塚の公演にも落語が取り入れられるのは、歌丸さんたちが芸を磨いて落語の魅力を伝え続けてくれたからではないかな、と歌丸さんのネタを思い出しながら思ったことです。

笑点は頭に三角の布を巻いたり、天使になったり、女学生、女将、鬼、動物…かぶりものシリーズも多彩で面白かったなあ。

今頃、あの世は賑やかになっているのでは…

最後まで笑いを届けてくれた歌丸さんのご冥福をお祈りして、、、

ありがとうございました。

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