『白鷺(しらさぎ)の城(しろ)』について
2月27日、宙組の作品が発表されました。
-本朝妖綺譚-
『白鷺(しらさぎ)の城(しろ)』
■主演・・・真風 涼帆、星風 まどか
これはどんな作品なのかしら?と想像してワクワクするのが好きなので想像してみます。
まず、「本朝妖綺譚」。
「本朝」はわが国の朝廷。転じて我が国。朝廷は昔の言葉ですから、つまり昔の日本。
「妖」は妖しい(あやしい)、もののけ、妖怪の意味です。
「綺譚」(きたん)は知らない言葉なので調べました。
小説家:永井荷風(ながい かふう)が作った造語で「美しく、優れた物語」なのだそう。
ということで、「宝塚版日本妖怪物語」
でよろしいでしょうかw?
宝塚HPの説明はこちら。
絢爛たる平安の都で始まった、白皙の貴公子、陰陽師・安倍泰成と、艶やかに人心を惑わす妖狐・玉藻前の対決は、時を越え、場所を変え、豪壮たる名城「白鷺の城」で終に決着の日を迎える。千年に亘って転生を繰り返しながら、争い、そして魅かれ合う陰陽師と妖狐の宿縁を、時に雅やかに、時に妖しく描く、日本物レヴュー。
白皙(はくせき)とは色白のこと。
玉藻前(たまものまえ)とは、
平安時代末期に鳥羽上皇の寵姫であったとされる伝説上の人物。妖狐の化身であり、正体を見破られた後、下野国那須野原で殺生石になったという。
ということです。伝説上、伝えられる人物だったのですね。
そして陰陽師:安倍泰成(やすなり)。
「玉藻前の伝説」で調べると安倍泰成の名前も出てきます。
陰陽師と言えば、羽生結弦選手がオリンピックのフリー演技で陰陽師:安倍晴明になりました。
羽生「右足ががんばってくれた」 4回転ルッツこらえ「感謝の気持ち」/フィギュア #サンスポ https://t.co/1R5HTqlGt1
— サンスポコム sanspo.com (@SANSPOCOM) 2018年2月17日
なんかこう、人知を超えた力、謎めいた現象は昔から多くの伝説を作ったのでしょうね。
”霊力”が宿るものを畏れ、祟られないように祀る。
時には陰陽師に”視て”もらう。
元々は陰陽師はそういう役職だったようですけど、物語としては異形のものと戦ったり霊を鎮めたり、大活躍です。
昔、「孔雀王」というコミックスが大好きで九字を唱えたものでしたw。
『東京BABYLON』も好きでした。
オリンピックに絡んで思い出しました。
そういえば羽生結弦選手の演技を見たら『東京BABYLON』の皇昴流くんを思い出したっけ
臨兵闘者 皆陳列在前!(←羽生くん金メダルの影響余波でうっかり九字を唱えてしまうこの頃)— はぴごろも (@hapigoromo) February 19, 2018
羽生君の安倍晴明コスチュームのデザインもいいなあ。縫製もしっかり。
オンバサラダルマキリソワカ〜〜!(知ってる真言)— はぴごろも (@hapigoromo) February 17, 2018
ちゃんと意味があるんですよね。
逸れすぎるので割愛しますけどw。
ということで、戻しますが陰陽師・安倍泰成がセクシーダイナマイト(?)な妖狐と時空を超えて戦う物語。
輪廻転生までしてしまうとは。スケールが大きいですね。
若干、『義経妖狐夢幻桜(よしつねようこむげんざくら)』も思い起こさせるような。
こちらも”妖狐”ですからね。時空を超え、輪廻転生までするならば、組を超えるのは造作もないことw?
キツネーズさんたちも来ちゃったりして。
最後は豪壮たる名城「白鷺の城」で決着ということで、姫路城のような城でしょうか?
視覚的にも刺激が多く、ファンタジックで楽しめるのではないでしょうか。
真風涼帆さんの印を結んで九字を唱える姿。似合うのではないでしょうか?
そんな想像を膨らましながら書いてみました。
『異人たちのルネサンス』についてもいろいろ想像するとワクワクする感じですが、今回は時間の都合でここまでにしたいと思います。
2月28日追記、『異人たちのー』も書きました!
お読みいただきありがとうございました。
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