『ひかりふる路』魅力と再演について




『ひかりふる路』は素晴らしい作品

雪組の大劇場お披露目公演となった『ひかりふる路』はかつてないほど胸に迫るものがありました。

劇場でも常に満員御礼でしたでしょうし、DVDやBlu-ray他関連商品の発売も大好評ではないかと思います。

異例のCD化もありました。

さらに千秋楽のディスク化を求める声もあり、実現はしないにしても、ファンの要望の多さを知るデータとして今後に活かされることがあるかもしれません。

こんなに素晴らしい作品ならば再演は?

と考えたくなります。

終わったばかりですけど(^ ^)

どうでしょうねえ。

今回好評を博したポイントをまず振り返ってみます。

優れた脚本

恐怖政治による冷酷なイメージが定着していたロベスピエール像に一石を投じる着眼点が素晴らしかった。

1時間半の公演で様々な歴史的要素・心情的変化がおりこめられているが、流れが自然で破綻がない。

追い詰められて恐怖政治の末にギロチンにかけられるという、最悪な状況において、愛の歓びを感じそして希望を見出すという対比が素晴らしい。

公演を観た後も一筋の希望の光を感じられ、絶望感はありません。

フランク・ワイルドホーン氏の楽曲

やはり楽曲は重要だなと改めて感じました。

流麗な旋律、憤怒、悲哀、焦燥、葛藤、希望、願い。

変わりゆく心情、民衆の心などをクリアに描き出します。

全曲ワイルドホーン氏が楽曲提供してくださったおかげで作品に統一感もありました。

歌詞も素晴らしかった。

望海風斗&真彩希帆の圧倒的演技力

・新生雪組お披露目公演

・望海風斗・真彩希帆のために作られた新作

だいきほはじめ雪組の演技が素晴らしく、この上ない臨場感がありました。

演技から感情の昂りから、いつのまにか歌っている感じでした。

ミュージカルとは歌もあるお芝居ですが、歌とお芝居が見事に一体化してひとつの作品になっています。

そしてだいきほ、圧巻の歌声。気持ちを歌声に乗せ、感情が目の前に迫ります。

明瞭であることも重要で、クリアに聴こえることが本当にいいですね。

噛めば噛むほど

他にもいろいろな要素が合わさって成功を収めたのでしょうけど、大きな点では上の3点かと。

1度観ただけでは時代背景を知らないと理解できないところはありますが、今の時代はすぐに調べられます。

仮に知らなくても楽しめます。

調べればまた味わいが広がります。

知れば知るほど奥深いことを知り、光と闇を知り、歴史とは何かを考えるきっかけにもなります。

もっと観たい、もっと知りたい、もっと考えたい、と思う作品に出会えて嬉しいです。

再演は?

さて、脚本と楽曲はすでに出来上がっていますので、再演にはあとは「誰が演じるか」だけです。

しかしこれが相当難関。

望海風斗・真彩希帆の凄まじいほど優れた演技をしたコンビに負けない魅力を持つコンビは、今後現れるのか?

その如何によるものと思います。

一番現実的なのは、だいきほでの再演かと。

そうでなければ、『ひかりふる路』を演じることができるコンビの出現を待つことになるでしょう。

一方、外部に視野を広げれば、そう遠からず演じられる日が来るのでは、と思います。

あ、でも公演時間が1時間半でしたね。1本ものじゃないとまずいのかしら?講演時間の事情が分からずすみません。

そんなこんなで、いろいろ考えたり。

ずっと心に残る作品。

ああ、良い作品をありがとうございます!

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