こんにちは、はぴごろもです。
星組:礼真琴さん&舞空瞳さん、新トップお披露目公演開幕おめでとうございます!
『眩耀(げんよう)の谷 ~舞い降りた新星~』
『Ray -星の光線-』
お芝居とショーの2本立てで構成されており、ああ宝塚っていいな!と思わせてくれたひとときでした。
星組ほぼ初心者(他も初心者だが)の感想になりますが、簡単ではありますが、ちょっと書いていこうと思います。
礼真琴さんが眩しくて。歌も芝居もダンスもほんとに素晴らしい。お芝居の中で、剣の使い方もカッコよかったなあ。ショーではピシっとキレキレダンス。すべてのパフォーマンスにしびれました。
舞空瞳さん、歌も芝居もダンスも素敵。特にダンスが印象的でした。可愛らしいお顔からは想像つかなかったけど、脚がものすごくいいのですね!素晴らしい筋肉でびっくりしました(←筋肉フェチ)。
あと、手先の使い方が非常に柔らか。キレがあるだけでなく優美な世界を体現させてくれるなあと感じました。
新コンビの相性もバッチリではないかと。長い休演期間中の不便な期間も、パフォーマンスを低下させることなく、常に向上心を持って研鑽されていたのだろうと思うとホロリとなります。
ハイパフォーマンスな上にビジュアルもいいし、コンビとしてもとっても素敵。今後もますます楽しみです。
さて、お芝居の方の感想ですが、何も事前知識がなかった状態で『眩耀の谷』を観ました。
「しゅう」の国はおそらく「周」。かなり昔の中国のお話でした。(公演解説ぐらい読んでおけばよかった。あとで読む人。)
超ざっくりあらすじは、
紀元前800年頃、“汶(ブン)族”が築いた国は周国の支配下に置かれて、周国から“眩耀の谷”探索を命じられた丹礼真(礼真琴)が一人の汶族の男に出会い、眩耀の谷へ。礼真は実は汶族の王の血を引くものだった。そこで出会った汶族の舞姫・瞳花(トウカ=舞空瞳)と夫婦になり、汶族たちとともに新天地で国造りをした。
めでたしめでたし。新生星組おめでとう!
で合っているだろうか?あまり自信がない。
(実は午前中に子供たちを連れてプールに行き、バタバタしたせいか、途中記憶が飛んでしまいまして。ああ、なんともったいない。すみません。)
汶族って実際いたのかな、とネットで検索しましたら、そのものは出てこなかったものの、
「チベット族チャン族」というのが上位に出てきました。「茂汶チャン族自治県」という場所があったからかな?
「汶」の訓読みは「けがれ」らしいのですが、そんなところが中華思想らしい。
じゅうてきは「夷蛮戎狄(いばんじゅうてき)」の言葉があります。その戎狄ですかね。
「東夷とうい、西戎せいじゅう、南蛮なんばん、北狄ほくてき」ですね。漢民族から見た周辺部の異民族の総称です。いつだったか、授業で習ったのが懐かしい。
世界の中心(中華)から遠く離れるほど「野蛮・卑しい」と考えられていたため、このつけられたのだろうか。ちなみに日本は「倭→ちっこい人」。
現在のチベットのことも気にかかる。
病気のことも作中ありましたが、現在のコロナ禍を写したようで、ドキッとしました。この作品が書かれたころはまだ平穏な頃かと思うのですが。
良くも悪くも世相を写した作品になるのは、不思議なめぐり合わせと感じるときがあります。
ショーの方はオリンピックに合わせて来ましたが、こちらはまさかのオリンピック延期に。でもキレキレでカッコよく優美なパフォーマンスにうっとりで、違和感はありませんでした。
確実な未来というほど不確かなものはありません。
そういえば花組「はいからさんが通る」の演目が発表されたとき、「成功確実な作品見ても、面白みがない」的な意見を見かけたのですが、そもそもその公演が開かれない、という自体が発生したのです。そして公演はわたしは満足だった。
未来は不確か。だから今あることが大切であり、未来は貴重であり、ありがたいなあと思います。
あっ、また話が大きく逸れました。
お芝居を通して「舞」がキレイだなあとこっちゃん、ひっとんだけでなく、全体的にもよく揃って優雅で美しかった。
ふと『MAHOROBA』を思い出したのですが、そういえばこちらも作・演出・振付は謝珠栄氏。幻想的な世界でした。
衣装もキレイで洗練されていました。
照明も彩豊かだったなあ。
大道具も手間が掛かっていそうでした。
武術のシーンに関しては、世界武術選手権大会で優勝された陳静(チェン・ジン)氏に、中国武術の指導を受けたそう。女性の先生とのことです。短期間でこんなにものパフォーマンスができるようになるとは、すごいです。基本がしっかりあるのでしょう。
星組ブラボー!パチパチパチパチ👏👏👏👏
ライブ配信のおかげで、各組を楽しむ機会ができて嬉しいです。
今後も続けて頂けると個人的にはありがたいなあ。
ではまたごきげんよう〜。
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