もし金足農の甲子園を『BADDY』的に舞台化したのなら




夏の甲子園がアツイ!

こんにちは、はぴごろもです。

今年夏は猛暑が続きましたが、ここのところ一番アツイのは秋田県ですね。

夏の甲子園では、秋田県の金足(かなあし)農業高等学校の快進撃が続き、8月20日にはついに決勝まで勝ち上がってきました。

翌21日には決勝が行われます。過酷なスケジュールが心配にもなりますが、どうか最後まで堂々たる勇姿を見せて欲しいと思います。

決勝で対する大阪桐蔭は、こんな感じでしょうか。

・史上初となる2度目の春夏連覇へ

・プロ野球ドラフト候補のスター揃い

・実力や下馬評ともにナンバーワンの絶対王者

・主将中川率いる常勝最強軍団

 

一方、金足農業高校に見出しを付けるならこんな感じ。

・豪腕エース吉田率いる県立農業高校

・選手は全員秋田県出身の地元軍団

・秋田県勢103年ぶりの決勝進出!

・東北勢初優勝となるか?

甲子園の魔物に挑む最後の死闘の結末は⁈

もう、どんなドラマなのでしょう!

あまりにも両極の両者の対決が漫画過ぎます。

宝塚的に考えてみれば、上田久美子氏で『BADDY』ならぬ『YOSSY』で舞台化してはいかがでしょう?秋田の吉田選手にちなんで。

吉田選手役は月組珠城りょうさん!雨天で甲子園の始球式やりそこなったことですし、ぜひいい肩を披露して欲しい。

幼なじみのマネージャー(愛希れいかさん)との淡い恋もあり。

対する大阪桐蔭主将役には美弥るりかさん。

こんなに細身で妖艶な選手はいないよ、というのはちょっと置いてくださいませ。

ここは灼熱の甲子園。これまでありとあらゆる球児たちを飲み込んできた魔物が潜んでいる。

103年ぶりに秋田県からの猛者、ヨッシーこと吉田がやって来た!農業と野球に長けた仲間たちを引き連れて。

遠く離れた秋田からの足軽軍団は完全にダークホース。

しかし、ナインの結束は固く奮闘を続け、下馬評を覆す快進撃を続け甲子園に旋風を巻き起こす。

最後に対するのは大阪桐蔭。

絶対王者、中川率いる覇者が再び全国制覇を狙う。甲子園で激突する両者。夏の甲子園100回目という節目の大会、はたして勝利の女神はどちらかに微笑むのか⁈

野球の宝塚舞台化は難しいでしょうが、設定は面白そうです。

ちなみに、吉田投手を「善」にしましたが、大阪桐蔭は悪役ではありません。

彼らは甲子園で優勝することさらにはプロで活躍することを夢見て、10代半ばで親元を離れて厳しい練習を乗り越えてきた若者たちです。彼らの魂もまた崇高です。

性格が両極の双方ですが、どちらがいい悪いというものではない。野球での純粋な勝負の中で全力を出し尽くすことが大事。喜びと悔しさははっきりしますが、そこまでに打ち込んできたからこその清々しさや崇高な精神の美しさに感動を覚えるのだと思います。

背景や道のりが大きく異なる両者が一つの目標に相まみえることとなったらどうなるか。全力でぶつかることにより新たに生まれるものとは?といったことがテーマです。

まあ、それはさておき(置くんかい)、事実は小説より奇なり。大会の決勝戦はドラマ以上にドラマチックな戦いとなるでしょう。

どちらの選手にとっても良い試合になることを願っています。

追記、21日試合終了しました!吉田投手連投お疲れ様でした!金足農業頑張りましたが大阪桐蔭が優勝しました。

大阪桐蔭おめでとうございます!春夏連覇の偉業を成し遂げました!

どちらも健闘を讃えたいと思います。アツイ夏をありがとうございました。どうかゆっくり休んでください。

なんと、大会後は甲子園に虹がかかったのだそう。どこまでドラマチックなのでしょう!

すべての球児や応援した人たちをねぎらうような美しい虹。本当にいつまでも記憶に残る素晴らしい大会でした。

お読みいただきありがとうございました。

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