すごいぞ!柚希礼音のカポエイラ!『パッショネイト宝塚』




『パッショネイト宝塚』のカポエイラについて

前にちえさんのかっこいい画像について、あれこれ書いて記事にしましたが、それ以来、ちえさんと鶴美舞夕さんのカポエイラダンスを見たいなあ、と思っていた私。

参考記事:【柚希礼音】カッコいい画像をセレクト(アクティブ編)

『The Lost Glory』を見たことはあるのですが、DVDは持っていないのです。うーむ、どうしよう。

『The Lost Glory ―美しき幻影―』『パッショネイト宝塚! 』 

楽天TV(旧楽天ショータイム)の「タカラヅカ・オン・デマンド プレミアムプラン」には入っているので、とりあえず、柚希礼音さんの名前はないかなあ、と見てみましたら、なんと、ありました!

『パッショネイト宝塚! 』 のカポエイラの場面が!なんとタイムリーな配信でしょう!(私にとって)

ということで、観ました!いやあ、これはすごい!観ているだけで、アドレナリンが出ます!

2014年の作品ですので、今ごろ感想を書く人はなかなかいないとは思いますが、ちえさんの魅力は健在!この価値は不変。

カポエイラ5分弱の場面のみなのですが、読んでくださる人が一人でもいることを願って私なりの視点で感想を書きたいと思います。

どうぞよろしくお願いします。

※追記、画像は削除させて頂きました。

5分の中に技がぎっしり

私はカポエイラは体験に行ったことがあるぐらいの知識です。

空手の方は多少わかりますので、空手の技の名前に置き換えて書かせていただきます。

とにかく、蹴り技が多いです。側転もカポエイラの基本の一つです。

私が「この振りは技と捉えてもいいいかしら」と思ったものを列挙してみます。

・上段回し蹴り(どちらかというと外回し蹴り)

・内回し蹴り

・回転上段回し蹴り

・回転飛び回し蹴り

・後ろ回し蹴り

・飛び後ろ回し蹴り

・下段後ろ回し蹴り

・二段蹴り(ジャンプして踏切った足で蹴る)

・上段横蹴り

・中段前蹴り

・上段前蹴り

・膝蹴り

・手刀(しゅとう)顔面打ち

・肘打ち

以上です。多いですね。

技の名前だけでも半分は「回し蹴り」です。技を出す回数は圧倒的に回し蹴りが多いです。

遠心力をかなり利用しますので、蹴るときの頭の位置が空手と大きく異なります。

格闘技かダンスか?

ダンスのような格闘技でもあり、格闘技のようなダンスとも言えます。

そもそも、カポエイラの成り立ちとしては、アフリカから無理矢理ブラジルに連れてこられた奴隷たちが生き残るための技として発展したもの。

看守に格闘技だとばれないように音楽をかけて「ダンスのように見せた格闘技」だと聞いたことがあります。手が繋がれているから足技が発達したとも。

では前置きはこのあたりにして、次から見ていきます。

『パッショネイト宝塚! 』

星組の組子たちもすごい!

まずは星組の組子たちがダンスや技の応酬で場を盛り上げます。

女役さんで、「あっ!いいなあ。」と思った人がいるのですが、あまり詳しくないのでお名前わからず。すみません。

写真は前蹴り。足の全体であてる蹴り方は、相手をうしろに吹っ飛ばすことができます。

 

美しい女役さんたち。お背中も美しいです。

ダンスも女役さんならではの動きで魅力的です。

 

赤のパンツ、鶴美舞夕さんには目が釘付けです。このように一枚切り取ってみても、足の踏み込み、胸の反り具合、肩甲骨周りの柔らかさなど、素晴らしいことがわかります。全体的にもバランスが取れて美しいカタチです。

 

大きな動きは体力を消耗させますが、まゆうさんは最後まで高いパフォーマンスを保ち、魅せてくれます。

上段回し蹴りのタイミングに下段で合わせると(まゆうさんの左足をかかと側から蹴ると)、うまく転ばせることができます。

 

真打!柚希礼音登場!

レジェンドはオーラを纏う

そうこうしているうちに後方に柚希礼音がせり上がってきました。

オーラをまとっているようです。ケンシロウ的な。柚希氏から湯気が出ているよう。

 

黒塗りが似合います。それにしても、男前過ぎませんか?

 

3回連続後ろ回し蹴りしたあとに飛び後ろ回し蹴り。このジャンプ力!ダイナミックです。

 

軸がまったくブレません。着地もきれいにキメます。

他の蹴りの後ですが、遠心力がありますので、服がきれいになびきます。足先が早いので、キャプチャしきれません。

 

鶴美舞夕と対峙

いよいよ、鶴美舞夕との対決の時。緊迫感がいいですね。

 

カポエイラ基本の構え、基本のリズムから、

 

上段横蹴り。距離が近くて臨場感たっぷり。

 

回し蹴りの応酬。あたるとかなり痛いです。

初めの稽古段階では、さぞ緊張したことと思います。

 

パワーとは、「力×スピード」です。

二人とも体重は軽いでしょうが、スピードがありますので、実際、頭にあたると脳震盪になると思います。

まゆうさんの蹴りもきれいです。静かなところで蹴ると風切り音が聞こえるでしょう。

 

柚希礼音、前腕の筋肉がいいですね!

 

ああ、カッコイイ。

(見とれてしまい、若干、説明・感想を書くのを忘れそうに)

柚希礼音氏の魅力ということで、ご勘弁を!

※8月27日追記

ちえさんの人気はすごい!一生懸命時間をかけてまとめた記事ですので、読んでくださって本当に嬉しいです。

ツイッターから多く来てくださったようで、読んでくださったかた、伝えてくださったかた、本当に感謝です。

フェイスブックのシェアカウンターが現在42!フェイスブックはやってなかったのにありがとうございます!

ちえさんの魅力の大きさとちえさんファンの愛の大きさを再認識致しつつ、感謝を込めて追加したいと思います。

注目したところなど3枚追加です。

まゆうさんの上段回し蹴りをかわすと同時に、体(たい)を画面右手方向に入れ替えているところ。

 

まゆうさんの後ろに回り込むことで、柚希氏有利のポジションに。

格闘技や武道はいかに有利なポジションをとっていくかが重要になります。

演出上も体の入れ替えは臨場感を出すのにいいかなと思います。

 

こちらは、前回りの回転飛び回し蹴り、大技(おおわざ)です。

前方に跳ぶことで、相手を追い込みながら蹴ることも可能です。

足先が非常に速いですね〜。うつりません(笑)

軸がまったくブレないのがすごいです。

武道の神様のようでかっこいいです!

最後、バッチリきまりました!

 

星組の皆様も団体賞をぜひ!

ショーですけど、武道的な要素も楽しめるという、魅力満載・アドレナリン大量分泌の5分間でした!

おわりに

いかがでしたか?

このショーはとても良かったのではないかと思います。星組全体、とてもよいパフォーマンスだと思います。

そして、柚希礼音さんと鶴美舞夕さんがいたからこそ成り立つ場面かな、と感じました。

ダンスセンス格闘技センスを兼ね備えたものでないとできない、難度の高い場面かと思います。

堪能できて満足でした。

お読みいただきありがとうございました。

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