咲妃みゆ『灰色の午後』涙の絶唱!




「タンゴのすべて」レコーディング

8月21日から咲妃みゆさんの退団後の初仕事、「タンゴのすべて」の収録が始まりました。

ゆうみさんの歌う曲目は「灰色の午後」という曲。

どのような歌なのか少し調べてみました。

「灰色の午後」とは?

「タンゴ名曲100選」の中にも選ばれている名曲なのだそう。

作詞者の悲恋体験を元に作詞されているようです。

偶然かそれをモチーフにしているかわかりませんでしたが、同じタイトルの小説もあるようです。

こちらは、「タンゴのすべて」を担当される音楽プロデューサーの高橋氏のツイートです。

 

「日本人で日本語で歌ったことはない」とのことです。

どちらの言語で歌うのかしら、と思っていましたが、ということは、日本語で歌っているのですね。

「灰色の午後」というタイトルだけを聞いていた時も意気揚々の曲ではないのだな、と感じてはいましたが、

「去った恋人をあきらめきれぬ未練と虚ろを抱いて雨に泣いている女性」という「実に難しいシチュエーション」

とのこと。

「去った恋人ー」

高橋氏の選曲に、なんとも言えない絶妙さを感じます。

宝塚を卒業してちょうど一カ月。早いのかどうかはわかりません。

咲妃みゆさんはどのように自分の心を次なるステージへつなげているのでしょうか。

どのような心持ちでいらっしゃるのか、気になるところではありました。

髪を切ったのも、

「今までの自分の環境に甘えていてはいけない」

「早霧さんも新たなステージへスタートを切っている」

「自分も自分の道を歩いて行かなければ」

舞台の都合上の可能性もなきにしもあらずですが、上記のような決意の表れであったのかも、と推測したりもしました。

楽譜の中には早霧せいなさんのパンフはしっかりと入っていて、高橋プロデューサーも涙が出たのだとか。

いやいや、お歳は関係ございません。

このお話を聞いて涙ぐんだ人は多いでしょう。

目には涙

咲妃さん、涙をたたえ絶唱。日本人とは思えないほどの。

一曲の中にも情景を理解し、感情を込めて歌う。さらには、今の自分の環境に当てはめてみても、感情がシンクロしやすい。

咲妃さんは、どのような気持ちで歌に想いを込めたのでしょうか。

レコーディングの際のお写真ではお元気そう。

「太陽幕末伝」談議にも花が咲いた、などのエピソードもホッとさせてくれます。

渡辺えりさんの歌唱にも涙

「ロコへのバラード」という曲目。鬼気迫る歌いっぷりに大ちゃんとともに咲妃さん、涙したようです。

素晴らしいタンゴはこんなにも感情を揺さぶられるものなのですね。

おわりに

ワクワク、というよりは、咲妃みゆさんの心情に想いを馳せた夜明け前でした。

「涙をたたえて絶唱」というツイートに思わず心動かされ、書きました。

追記※もう注文ができるのですね。

ユニバーサルミュージックさんのサイトです。

http://www.store.universal-music.co.jp//product/uicz4409/

※追記 アマゾンでも注文できるのですね。

ユニバーサルミュージックさんのサイトより

日本の裏側、アルゼンチンで生まれたタンゴ。
2018年に日亜修好120年を迎えるのを記念し、宝塚出身者を始めとする多くの著名シンガーが参加。長きにわたり日本人に愛されてきたタンゴの名曲の数々を歌い継ぐ企画アルバム。

演奏は三枝伸太郎とグランオルケスタ・ティピカが担当。哀愁と情熱に満ちあふれたタンゴの真髄を聴かせる。

【予定収録曲(アーティスト50音順)】
●彩乃かなみ/ビダ・ミーア
●アルベルト城間/首の差で
●石井一孝/愛せしがゆえに(スペイン語)
●伊礼彼方/今なお君を愛す
●凰稀かなめ/未定
●岡田浩暉/追想
●久野綾希子/カミニート(小径)
●クミコ/チキリン・デ・バチン
●咲妃みゆ/灰色の午後
●姿月あさと/ウノ
●篠井英介/ポエマ
●戸田恵子/エル・チョクロ
●鳳翔大/淡き光に
●真琴つばさ/失われし小鳥たち
●水夏希/タイトル未定
●渡辺えり/ロコへのバラード
ほか

お読み頂きありがとうございました。

こちらにはゆうみさんのレコーディング直前画像から、(ゆるい感じですけど)あれこれ書いていますので、よろしければチェックして下さいませ〜。他の雪組(当時)の男役さんの着ムービーのグーと比較考察しましたのでぜひ~。

ゆうみさんのグーはかわいいな

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