驚異の跳躍力はレイのよう
こんにちは、中学1年生の時に走り高跳びの記録が145cmだった、はぴごろもです。何百年前のことやら^_^;
さて、5月10日に宝塚バウホールで開幕しました「Senhor CRUZEIRO!(セニョール クルゼイロ)―南十字に愛された男―」(作&演出・稲葉太地)の様子がニュースなど記事になりました。
主役:水美舞斗(みなみまいと=マイティ)のジャンプ力が驚異的でした。
(後日追記:ジャンプの様子のリンクを載せていましたが、配信先が配信を終了しました。)
他のキャストが低く身構えている効果もあるかもしれませんが、かなり高い跳躍力です。
痺れます!
アフリカンダンスということでさぞエネルギッシュで熱いダンスなのでしょう。
先行でポスターが出た時に私はうっかり「北斗の拳」の南斗水鳥拳の使い手:レイかと勘違いし、せっかくなので記事にしましたw。
パロディ的な遊び心で書いたのですが、高く美しく宙を舞って技を繰り出せるところはレイと共通しており、マイティをそれほど存じ上げていなかったのですが、あながち間違いではなかったところに驚いています。
そうそう、いい筋肉だな、というのもあって想像したのですね。
三角筋など肩回りの筋肉、大胸筋、広背筋など衣服を着ていても結構伝わってきます。
いい筋肉なマイティ。産経さんの記事より。
「ヒップホップやアルゼンチンタンゴ、カポイエラから、宝塚王道のダンスまで多彩な踊りに、側転や床技など高度な技術も織り込まれた。」
と記事ありますので見応え抜群でしょうねえ。願わくば観たい。。。
ところで床技って?ブレイクダンスみたいなものかしら???かなり難しそう。
作品の内容ですが、心臓に爆弾を抱えているクルゼイロを演じるということで、「若き日の“光”と、今の“影”」という表現に大いに興味を惹かれます。
こういったテーマはいつの時代でも誰にでもあり得ることで、光が強ければ強いほど影も大きくなります。
技術的なものだけでなくストーリーとして引き込まれそうな内容ではないかと。ああ、気になる。
真面目マイティ
あと、マイティは真面目なのですね。とっても。産経さんの記事によると、
「自分が前に出るのではなく、いつの間にか人に譲り、一歩引いちゃう。良くも悪くも真面目過ぎて。舞台人として面白みが掛けていたのかなと思う」
とあります。
真面目な人、好きです。でも舞台人ですと、殻を破って前へ進んで行かなくてはならない時もあります。
現在は、
「決まった枠にとらわれていたら、いいものはできない。ぶち当たって砕けろ!で切り開かないと。自分がやらないで、いつやるんだ?」(スポーツ報知さんの記事)
と思いっきり取り組んでいるようです。
守破離を思う
武道や芸術で修行の段階を表す「守破離(しゅはり)」という言葉があります。
ざっくりした意味はこんな感じです。
「守」は教えられた形を忠実に守ること。
「破」は元の形から自分に合った形とを照らし合わせてよりよい形を作ること。
「離」は自分自身が造り出した形からさらに自由に表現できること。
今、マイティは宝塚という形そして自分の形(殻)も破って「離」へ向かっているのでは、との印象を受けました。
できれば自分の目で観たいのですが叶わないのでこっそり応援したいと思います。
望海風斗さんもご観劇!
5月10日はなんと望海さんが観劇されたのだとか。
よかったですね~!
そして望海さんのパワフルさにはいつも驚かされます。
のぞ様も真面目の代表みたいなお人ですので、マイティと通づるところも多いと思います。のぞ様花組でしたし。
そして名前も「斗」が同じ。
雪組のショー『SUPER VOYAGER!』で名前から北斗七星もモチーフになりましたが、「北斗」という言葉は「泰山北斗」の言葉にもあるように、だれもが尊んで仰ぎ見る存在の意味があります。
対して、マイティは南十字星を表す「クルゼイロ」という役。水美(みなみ=南)舞(舞う=空)斗で南十字星でしょうか。
南十字星よりもさらに高いところを目指すお話ということですので、ぜひ上へ上へ行かれるよう願っております。
花の95期生である水美舞斗(みなみまいと)、マイティの活躍にこれからもますます注目される存在になっていくものと思います。
体力の消耗が半端ないショーだと思いますが、千秋楽まで突き抜けられますように。
お読みいただきありがとうございました。
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