手足口病が警報レベル!
はじめに
毎年夏にこどもの間で流行しやすい手足口病。
2017年7月現在、大流行で警報レベルに達していますので、注意喚起と対策の一助となればと思い、書こうと思います。
今週から保育園で大流行
今、うちの3歳の子どもも、手足口病で今週ずっと休んでいます。
というわけで、私も今週ずっと会社を休んで世話をすることに((+_+))。(会社の机がなくなってないか若干心配…)
家で数日間過ごしていると、ある日保育園から電話がかかってきました。
「今、保育園で手足口病が大流行していて、40人も休んでいます。」
「流行が拡大してしまうため、明日はなるべく休んでもうらように、お願いをしているところです。」
うちは、もともと明日も休む予定だったのでいいのですが、健康なお子さんまでも休みになってしまい、
そのお母さんたちも大変だとは思います。
しかし、全園児の3分の一近くも休みとは、異常事態です。
保育園が開園して以来、最高の欠席者が出てしまったとのこと。
インフルエンザの流行より流行しています。
ニュースでも
全国的にはどうかと調べたところ、やはりここ数日で一気に手足口病にかかる子どもが増えたようです。
・1週間に全国から報告された患者数は1万8100人余り(2017年7月9日までのデータ)
・2011年に流行したときと同じ規模になるおそれもある
・すべての都道府県で前の週より増加している
・このあと2週間から3週間がピーク
・特に2歳以下の報告が多い
上記のように、6年ぶりの大流行になりそうです。
流行の原因は?
なぜこんなにも流行ってしまうのでしょうか?
・ウイルスが原因の感染症
(今年は6年前と同じ「コクサッキーA6」と呼ばれるタイプの感染が多い)
・手についたウイルスが口を触った時に入り感染する
・感染期間が長い(1か月間くらいウイルスが排出される)
・繰り返し感染する
他にも拡大の原因の一つとして、保育園の先生がおっしゃっていました。
・学校保健安全法で指定されている病気ではないため、医療機関によって判断がバラバラ。
薬は?
特効薬はありません。
ワクチンで予防という方法もありません。
かかってしまったら、症状に合わせた対症療法のみ。
うちの場合は、受診したときに、塗り薬が一本出ました。
非ステロイド系消炎・鎮痛外用剤「スタデルム」というものです。
![SUTADERUMU](https://i0.wp.com/kosodate-genki.com/wp-content/uploads/2017/07/IMG_6036-e1500532304724-300x169.jpg?resize=300%2C169&ssl=1)
塗ってみると、少し症状が緩和されたようです。
口内炎が痛い場合は脱水症状に気を付けなければなりません。
市販の口内炎の薬でも痛みが少し緩和できます。
大人にもかかる
弱っていると大人もかかる場合があります。
大人がかかると症状が重いそうです。(コワい…)
いつごろ治る?
うちでは2日ほど熱が出たり下がったりしました。最高38.8度です。
水疱は発症してから3,4日がピーク。
![shissin](https://i0.wp.com/kosodate-genki.com/wp-content/uploads/2017/07/IMG_6023.jpg?resize=300%2C225&ssl=1)
もっとひどいときがありましたが、撮りそこないました。
膝、ひじ、手首のそれぞれ外側に水疱が多くでき、気にしていました。
今回は耳にもできました。
![EAR](https://i0.wp.com/kosodate-genki.com/wp-content/uploads/2017/07/IMG_6025-1-e1500534378537-300x225.jpg?resize=300%2C225&ssl=1)
6日目にはほとんどかさぶたになってきました。
![SHISSIN](https://i0.wp.com/kosodate-genki.com/wp-content/uploads/2017/07/IMG_6038-e1500533279690-300x169.jpg?resize=300%2C169&ssl=1)
症状の重さにもよりますが、だいたい1週間ほどで症状は治まります。
気を付けること
・ほかの感染症と同じように、トイレの後や食事前など、石けんと流水でしっかりと手を洗うことが重要。
・おもちゃやタオルなどを分ける、消毒する。
・かさぶたになるまで登園・登校、外出は控える
(結局インフルエンザの時なみに登園できないんですよね…((+_+)))
おわりに
現在お子さんが手足口病になって面倒をみているお母さんもいらっしゃると思います。
なかにはヘルパンギーナを併発しているお子さんもいるのだとか!
多くは重症化はしないので(まれにあるようですが)、治るのを待つしかありません。
ストレスを溜め込まないように、健康でありますように。
お読みいただきありがとうございました。
よろしければこちらも参考にしてください。
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