育児ストレスを和らげる3つの考え方

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育児ストレスを和らげたい

 

 

なぜストレスを感じるのでしょうか?

 

「イライラして毎日怒ってばかり」

 

「あまりに怒りすぎたことで、あとで自己嫌悪してしまう」

 

子育て中のお母さん、毎日本当にお疲れ様です。

 

私自身、2歳と4歳の男の子の育児真っ最中です。

 

毎日のストレスでイライラしていました。

 

導火線が短くなっていて、すぐに怒りが爆発して、怒りとともに大声で怒鳴ってしまっていました。

 

特に4歳の兄の方にイライラしてしまい、怒鳴る頻度が高くなっていました。

 

それとともに、

 

「こんなにすぐにカッとなって大声でしかりたくない

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「怒鳴りちらしても、その場しのぎにしかならないばかりか、かえって逆効果ではないか」

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「イライラしなければ、もっと落ち着いて注意をすることができるのに」

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「もう少し、イライラしないで済むように、自分自身を変えられないだろうか?」

 

と考えるようになりました。

 

そして、いくつかのことを試行錯誤して、考えてみるようにしたら、

「すぐにイライラしてしまう自分」に変化がでてきました。

 

以前だったら、すぐにカッとなって、大声で怒鳴っていたのに。

 

これは自分にとって、大変大きな変化でした。

 

イライラで爆発寸前のお母さん。

育児ストレスで自己嫌悪に陥ってしまうお母さん。

参考にしていただけたら、幸いです。

 


こう考えてみませんか?

 

  1. 自分自身が疲れていないか?
  2. この時のこどもには、二度と会えない
  3. こどもの困った行動は、成長の過程

自分自身が疲れていないか?

 

日々追われる家事・育児。

基本的にお休みはありません。

しかも、月齢が浅いお子さんがいれば、「24時間勤務状態」と言っても過言ではないかと思います。

 

○寝不足

○自分自身の時間が取れない

○リフレッシュできない

という感じで、「ストレスが溜まりやすいのはもっともだ」

ということをまず自分自身、理解してみましょう。

イライラしてしまう自分に「ダメな母親だ」と否定的になる必要はないと思います。

 

子育てはそれだけ、

「ストレスがかかるもの」

であり

「ある程度、ストレスを感じてしまうのは仕方ないもの」

と受け入れることができれば、少し肩の力を抜いて構えることができるのではないでしょうか?

 

同じように、こども側にも同じことが言えます。

 

こどもがわめきちらしているとき、

 

「今、眠たいのかな」

「おなかが空いているのかな」

と一呼吸、理由を考えてから接すれば、こどもがわめいていても、少し落ち着いてなだめることができるのではないでしょうか。

 

この時のこどもには2度と会えない

 

次から次へと休みなく、家事・子育てをしていると、

 

「毎日同じ、手がかかる世話ばかり。」

「同じ日々の連続」

「ゴールが見えない」

 

というような錯覚に陥るときはありませんか?

しかし、当然ながら、

母親としての子育て期間は今しかありません。

もっというと、「この瞬間」の我が子はその次の瞬間にはすでに成長しており、二度と同じ体験はできません。

 

「産まれて、初めて産声をあげた我が子」

「お乳のにおいのする我が子」

「歩き始めた我が子」

「『ママ』、と初めて読んでくれた我が子」

「散々泣いて泣いて、眠りについたあどけない顔の我が子」

 

二度と同じ状況はありません。

 

今はどうでしょうか?

 

やることなすこと「いっちょまえ」なときもあり、

 

もちろん、「まだまだこども」の部分もあり。

 

「今」のこどもに会えるのも、今だけです。

 

なんとか自分でやってみたいけれど、はじめからできるわけはありません。

 

失敗の繰り返しです。

 

さまざまな経験を通して今も成長しています。

それだけ、時間は常に過ぎ去っています。

時間は有限で、こどもは成長し、巣立っていきます。

 

無事に「巣立ち」ができるまで、成長の過程の「そのとき」、「そのとき」を大事にしたいものです。

 

 

 

こどもの困った言動は、成長の過程

 

実際に、公共の場で駄々をこねたり、床に突っ伏して泣かれたら、それはそれは困ります。

 

病院や買い物、公園にも無事に行って、無事に帰ってこられるだろうか、心配です。

 

こどもが駄々をこねたら、理由を伝えてダメなことを伝えましょう。

 

たとえば、

・病院の待合室のおもちゃでもっと遊びたいとき

⇒「これは、順番を待っている間に遊んでいいおもちゃだよ」

「先生に診てもらったから、もう終わりなんだよ」

と、説得し、納得してもらいましょう。

ただ、2、3歳前ではまだ難しいことは多々あると思います。

そのようなときは、

「おうちに帰って、おやつにしようね」

「ほら、外を見てごらん。珍しい車が走っているね。

などと気を他に向けて、なんとかその場を離れるようにしましょう。

 

こどもに泣かれると、親はどっと疲れます。イライラもします。

 

しかし、こどもにとって、

 

○欲求が満たされない

○泣くことで、欲求が満たされるか試みる

○どうあがいてもダメ。自分の中でこの状況をどうするか

一生懸命、考えています。

 

大人になれば、「ままならない」ことはゴマンとあります。

 

「自分で納得し、『我慢しなければならないときがある』」

 

ということを経験を通して学びます。

可愛い我が子には、欲求に応えてあげたいものです。

 

泣いて欲しがるものを、即、買い与えれば、その場もしのげるでしょう。

しかし、「ままならない」ことを自分でなんとか受け入れようとする、「貴重な体験」だと考えてみませんか?

 

「ただただ、疲れた時間」ではなく、

「疲れたけれど、こどもにとって、意義ある体験をした時間」

 

と捉えることで、お母さんのイライラも変わってくるのではないでしょうか。

 

おわりに

 

いかがでしたか?

まず、なんといっても母子ともに健康第一です。

○睡眠

○食事

○リズムある生活

 

これらを整えると、アタマ、カラダ、こころが整ってきます。

逆に整わないと、ちょっとしたことで、イライラしたり、キレやすくなったりします。

 

まずは、生活の基本を大事にしましょう。

 

子育てをしている最中は、てんてこ舞いで、余裕がなくなりがちです。

 

そのときのこどもの成長や面白い行動を見逃してしまったり、忘れてしまったりするのはもったいないと思いませんか?

 

写真やメモで、そのとき感じたことを記録してみましょう。

 

こどもが大きくなってから、

「このときは本当におもしろかったよ」

とか、

「泣きわめいて、マイッタよ〜」

とか、話題にするのも楽しみになります。

 

今しかない、子育て期間をもう一度、考えるきっかけになれば、幸いです。

 

 










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