やっと「シークレットスプレンダー」DVDが!
こんにちは、はぴごろもです。
早霧せいなさんの退団後初のコンサート、『SECRET SPLENDOUR』(シークレットスプレンダー)のDVDが拙宅にも届きましてやっと観ることができました。
いやあ、長かったですねえ。
2017年11月のコンサートのDVDが2018年6月15日に発売という。
許諾取得が難航したようで、実際割愛は多いです。(11曲+ボーカル割愛)
しかし、まったくDVDが出ないことを思えば、発売されたことは本当に嬉しいです。
しっかり121分収録されていますし。
そして楽しい!カッコいい!美しい!可愛い!白い!細い!背中~!そして面白い~!
など盛りだくさんの早霧せいなさんが楽しめる内容になっています。
そして宝塚男役から女優へと変身する過渡期の早霧さん。
ところで、確認しようと思い、梅芸の『SECRET SPLENDOUR』特設サイトを再び訪れましたら、今頃になってふと気が付きました。
サイトがカッコいい!いや、ちぎさんの眩しすぎる笑顔が素敵なのはもちろんなのですが、背景が黒地に金色、そして和柄。
サイトのデザインに「蒔絵(まきえ)」のような美しさを感じました。(蒔絵=金粉や銀粉などで漆器に絵模様をつける日本の伝統芸能)
蒔絵は非常に繊細かつ精緻にて絵柄は大胆でもあり、計算しつくされた美しさがあります。
イキですねえ!
うーん、早霧さんのようではありませんか!
では、ちょっと感想などを~。
「SS」
さあ、始まりました!ワクワク!
画面に「SS」があ~!
ちょうど見ていた息子は「SS」の字面より「タツノオトシゴ」とコメント。(覚えたて)
たしかにちょっと似ている。
「亡き王女のためのパヴァーヌ」から始まるオープニング。西本智美さん指揮のオーケストラでこの曲を聴いた時から好きな曲だあ〜!
そしてちぎさんの背中~!この背中であんな大きな羽を背負っていたとは!
と思っていたらスタイリッシュ早霧登場~!
いや、この調子で書いていたら1年間ぐらいかかりそう。
とりわけ好きだったところを。
となると、やっぱりコルドバが好きだなあ!
表現者としてのヤンさん(安寿ミラ)を初めて見たのですが、すごいですねえ。
わずかなスキのない身体。素晴らしい歌声。低音から高音まで情感たっぷりに歌い上げる。
ちぎさんは素晴らしい同郷の先輩をお持ちですね。
こうして元トップスターが共演する、というのは素敵なパフォーマンスを生み出しますね。
ちぎさんもヤンさんに導かれるように声が伸びていました。
「エル・アモール」。ハーモニーが素晴らしくて何回でもこの場面はリピートしたくなります。
そのあとのヤンさんソロ。トレアドール。
ちぎさんが闘牛士の踊り。ちぎ闘牛士の栄光のと孤独。光と陰。
打ちひしがれた挫折感が伝わってきて、まるで壮大な舞台の一場面に引き込まれたかのように思えました。
『ローマの休日』でアン王女の格好をされたそうなのですが、残念ながらその姿は拝めず。
宝塚では『ローマの休日』DVDが発売されましたが、今回はどういったわけでしょう?
映画の著作権はすでに切れているようです。
オードリー・ヘップバーンの肖像権はアメリカの州により残っていて、そちらの関係でしょうか?
よく分かりませんが、残念~。想像で我慢します。さぞや美しいことでしょう。
「男と女」のダバダバダに乗せて男役女役に行ったり来たり、表情豊か。ヤンさんとの絡みが面白くて可愛かったなあ。
殺陣が見られて良かった。やっぱりかっこいいですね。そのあとのコミカルダンスもかわいい!
『るろうに剣心』もさぞカッコよくなるでしょう!
そうそう、ルパン三世は小走りの仕方がやはりルパン。ルパン似合うし、かわいいですぞ!女の子にちょっかい出してエアビンタされてるしw!
ルパン三世の歌もちぎさんに合う。
赤いお衣装もすらっと綺麗でしたねえ。
「小雨降る径」でまた男?女?のコントっぽい振りが可愛かった。
そうそう、前後しますが着物にボブの椎名林檎さんっぽいちぎさんも素敵でした。
「Maybe My Baby Loves Me」はアップテンポな歌でしたが海宝さんとともにリズムに乗ってスタイリッシュに歌い踊りました。かっこいい!
「Don’t Rain on My Parade」は結構テンポがいろいろ変わる曲ですが、表現力豊かに惹きつける歌唱で魅力的でした。
「One Night Only」は高音がありましたが、良かったです。女性っぽい衣装もエレガントで素敵!
フィナーレの曲たちは楽しくてノリノリな感じ。カンパニーの中でのびのびちぎさんが嬉しい。
衣装は、ザ・男役だったり、女性だったり。でも女性になりきっていない感じで。和洋そして時代を問わずいろいろな早霧さんを見られて良かったです。眼福ですわあ。
出演者の方々もプロですねえ。海宝さん、歌うまかったなあ。そしてやっぱりヤンさん。さぞすごいトップスターだったのだろうと想像できます。
オーケストラも良かった。
最後の挨拶がかわいい。「拍手ありがとうございます!手も痛かろうに」が面白い。
おわりに
割愛が多いということは、もっともっと出演されていたということで、練習量もかなり多かったのではと思います。
宝塚を卒業されてもこうしてストイックに追及していくところ、「働き方改革」の上を行く、ちぎさんの個性なのだろうと思います。
「卒業したら余生を…」と漠然と考えていた時期もあったそうですが、失敗を恐れずチャレンジして行くさまはかっこいいし、きっと素敵な新たな魅力を見せてくれると思います。
今回はこちらから書きました。
お読みいただきありがとうございました!(^^)
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