咲妃みゆさん宝塚時代の”筆談ノート”「海宝直人のスマイルセッション」より




愛猫自慢に漫才に

マチ★ソワ(産経新聞社のエンタメ情報サイト)主催のスペシャル生配信イベント

『海宝直人のSmile Session~出会いはタカラなり~』咲妃みゆさんゲストの回を視聴しました。(配信期間:2/22〜28日)

最近はこうした配信が増えてありがたいです。なかなかリアルタイムに集中して観るのは難しいので、アーカイブで利用できるのはとても便利ですね。

さて、この『海宝直人のSmile Session』、配信時間が105分。歌にトークに漫才に、非常に盛りだくさんで充実した内容でした。

2月22日「猫の日 Special」ということで、写真で紹介しながら海宝さん咲妃さんお互いの愛猫自慢がたっぷり。

猫ちゃんたちも可愛いのだけどゆうみちゃん、そんなあなたが可愛いよ。(海宝さんは猫好きなのに猫アレルギーなのね)

お二人のトークは自然体な感じがしてとても素敵でした。

海宝さんもゆうみさんも真摯で人を慮ることができて謙虚で笑顔が素敵で、多くの人に幸せをとどけることができて…すごいなあ。

今回、咲妃みゆさんの「漫才をやってみたい」という夢がなんと叶い、海宝さんと猫カフェのネタで漫才を披露してくれました。

あの吉本新喜劇の脚本家がこのためにネタを書いたのだそう!すごいですね!

そしてとっても面白かったです。

もう登場でかなりツボでしたね。拍手しながら「ハイー!」って、漫才ならではの登場のやつです。

海宝さんは猫カフェに初めてきたお客さん役、ゆうみさんは猫カフェ店員だったり猫そのものだったりお客さんだったり変幻自在でした。

海宝さんがゆうみさんのボケ役(違うかも)に翻弄される役で、ほっこりもしたり。ゆうみさんのいろんな表情がいずれも可愛いかった。

こうした本業ではない1コーナー企画モノの漫才でも、恥ずかしがらずに体当たりで取り組むお二人に敬意を表したいです。パチパチパチ。

個人的な希望を書けば、早霧せいなさんともぜひ”夫婦漫才”をしてほしいなあ。

歌コーナー、ゆうみさんのサプライズも

歌コーナーでは海宝さんとゆうみさんが奏でる歌はそれはそれは素敵で、配信期間中たくさんリピートさせて頂きました。

こちらの5曲でした。

「Mr. & Mrs. Smith」

海外ドラマ『SMASH』からのナンバー。やはりミュージカルナンバーはいいですね!なんだか情景が浮かんでくるようで不思議な感覚になります。最高です!

 

「Dress up Doll 」

咲妃みゆさんのアルバム『MuuSee』より。感情を乗せた歌い方にぐっと惹きつけられました。

「Run Away With Me 」

海宝さんのアルバム『Break a leg!』に収録された一曲だそう。

テロップに入った日本語訳は海宝さんの訳。これまたなにか一気に海外ミュージカルの世界に触れたよう。キュンとしました。

 

「花になれ 」

ゆうみさんが海宝さんにサプライズで歌をプレゼントをした曲。

力強く優しく、とても勇気付けられるナンバーです。

海宝さんのために歌うという気持ちが込められた歌でストレートに私の心も打たれました。

本当にサプライズだったようで、海宝さんは驚きつつも聴き入っていらっしゃったようでした。

 

「街灯に寄りかかって」

名作ミーアンドマイガール」より。

トークの中でゆうみさんが初めて宝塚を観劇した作品が、月組公演のミーアンドマイガール」だったとお話されていましたが、それにちなんだ選曲をされたのがとっても素敵ですね、海宝さん。

岩谷時子さんの訳詞も改めていいなあと気づかせてくれました。

海宝さんの歌唱も素晴らしかったですが、宝塚の男役さんへのリスペクトもさりげなくされていて、本当に素晴らしいお方だなあと思いました。

ゆうみさんもキラキラした表情で嬉しそうに聴いていて、私も本当に幸せな気持ちになりました。

“筆談ノート”を胸に

可愛かったり面白かったり、歌の世界に浸ったり、いろいろとありましたが、中でも一番ぐっと来たお話がこちらのエピソードでした。

”タカラモノ”紹介コーナーでゆうみさんが持参されたのは、だいぶ使ったと思われる年季の入った一冊のノート。

“筆談ノート”でした。

雪組『るろうに剣心』公演中、ずっと喉の不調を抱えながらの舞台だったそうです。

不調の期間は実に約4ヶ月。

喉は一度痛めてしまうと長引いてしまいがちです。

喉を酷使する職業だとさらに回復が遅れます。

一般人でしたら休む、声を発しない、小声のみ、など選択できる場合が多いですが、宝塚のヒロインを担っている立場では休むのは難しい。

舞台に上がっているときだけ声を使い、あとは一切しゃべらないようにしていたそうですが、そんな大変なときに相手役の早霧せいなさんがプレゼントしてくれたのがこのノートだったということです。

パラパラパラっとゆうみさんがノートの中身を見せてくれたので、ワタクシその都度止めて、読めるところを読ませ頂きました。(←なにやってるの)

本来想定されたの視聴方法ではないでしょうから具体的な内容は伏せますが、一つ一つの確認事項や反省点などから、当時の緊迫感や必死さが伝わってくるような気がしました。

早霧せいなさんもご自身も目一杯忙しい中、ノートのやりとりされていて、舞台を作るものの苦労の一端を垣間見れた気がしました。

ただでさえ、トップ娘役としての重圧は大きい。男役トップスターとはまた違う重圧がのしかかっているでしょう。

それが長期に渡る喉の不調で、身体的な苦しさもさることながら、心の苦しさはいかばかりだったかと思うと…もう言葉がありません。

ちょうど昨日、宝塚歌劇団がSNSや掲示板で誹謗中傷対策を鮮明にしました。

批判を超えた法に触れる発言には然るべき対処していく、というのは企業として正しく、賛成です。

正当な批評や批判はOKだけど、法をおかしてはなりませんね。

発言をする方も、一度世に放った批評や批判はまたさらに別の方に批判される可能性はありますし、自分の価値を下げるだけに終わることも多々あります。

感動の興奮は冷めないうちから発したいものですが、批判するならある程度深呼吸などしてからがいいかもですね。私も襟を正したいと思います。

私はゆうみさんがご卒業近くぐらいからSNSなど利用しはじめたこともあってか、過激な発言はさほど目にしていませんが、就任時から「るろうに剣心」あたり、相当いろいろあったかもしれません。

ゆうみさんは「人生で一番辛かった時期」いつも一緒だったノートを、もはや「同士」のような存在と語ります。

退団後もここぞ!という大きな仕事のときはこのノートをこそっと持っていっているのだそうです。

一冊のノートがまさに「御守り」のような存在になったのですね。

大切そうに胸に抱え、なんならなでなでするくらい大事なノートにはその時を生きた証が詰まっており、ゆうみさんのこれからの人生も支え続け、ずっとタカラモノであり続けるのでしょう。

もがき苦しんだ時期が「辛かった」と嘆くだけではなく、そんなときの自分も愛おしくよしよしできるぐらい、ゆうみさんはご自身の人生を自分の足で歩み続けているのだと、キラキラした目で語るゆうみさんを見てじんわり感じたことでした。

 

お読み頂きありがとうございました。

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2 件のコメント

  • こんばんは。
    筆談と言えば、雪組エリザベートの時の一路真輝さんを思い出しました。
    当時、公演以外では一切言葉は発せず、全て筆談で過ごされたとお聞きしました。
    (お家でも電話も出ない、FAXだったとか)
    トート役で喉を痛めたら洒落にならない、公演が潰れるといった思いからだそうです。

    この番組は未見なのですが、ちぎさん、ゆうみちゃん、ちぎみゆ大好きなので、ウルッときますね。
    思わず画面を止めて読まれるの分かります!
    他の番組ですが、気になるのはそうしますもん!!

  • yuka様
    コメントありがとうございます。

    一路真輝さんも声を発さずにすべて筆談されていた時期があったのですね!
    たしかに喉を痛めたトートでは弱々しい。
    それにしても予防のために発声を封印する徹底ぶりはすごいですね!
    背負うものの重さゆえですかねえ。
    雪組の大先輩の対策がこの時のゆうみちゃんの筆談ノートに繋がっている可能性もあるかもしれませんね。
    教えて頂きありがとうございました

    私もちぎみゆが好きで、食い入るように見てしまいました。共感してもらえて嬉しいです

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