『ゴールデン・ステップス』感想
こんにちは、はぴごろもです。
「マコチャンセンセイ」こと、羽山紀代美先生の振付家30周年記念ダンスリサイタル『ゴールデン・ステップス』の第2部の感想を書いていきます。
第1部をこちらに書きました。
では振り返ってみたいと思います。
第2部
第2部は大階段がすでに出ています。すべて大階段を使ったパフォーマンス。宝塚ならではですごいですねえ。
ベルサイユのばらフィナーレ
1990年「ベルサイユのばら-フェルゼン編」より
ベルばらと言えばパリ。一気にパリの世界へ。
「小雨降る径 」
朝海ひかるさんと踊る淑女に音月桂さん。
今更ですが私の好みを言えば、淑女は女役がいいなあ。どちらも男役がかっこいいから。でもこれはこれで貴重ですね。
音楽と振り付けがいいですねえ。
チャイナ・ドール
2002年「With a Song in my Heart」より
「My Funny Valentine 」
「The Lady is a Tramp 」
チャイナ・ドール役:安蘭けいさんのダルマというのかな?ダルマ姿が超セクシー!
龍真咲さんも登場します!
バロック千一夜フィナーレ
1995年「バロック千一夜」より
「ジェンジェラ・ルンイエンジェ」
ジェンジェラ・ルンイエンジェ!(初風緑)
ジェンジェラ・ルンイエンジェ!(大空祐飛)
ジェンジェラ・ルンイエンジェ!(貴城けい)
ジェンなんとかがかんとかよ(聴き取りあきらめた)!
これ、なにかと思っていましたら、ケニア民謡だったのですね。激しいな、ケニア民謡。
意味は気になるけど調べても分かりませんでした。ゼブラの男役なのでシマウマの咆哮かな?(違う)
もしご存知でしたら教えてくださいませ。
皆さまカッコいい!ゆうひさんの声が男前でいいですね!!
G線上のアリア
轟悠さん登場。すでに大御所感あります。偉人の域です。
大好きな美しい曲。できれば女役さんの透き通るキーでも聴いてみたい曲。
七瀬りりこさんとか咲妃みゆさんとか真彩希帆さんとか(どなたもまだ入団すらしていない)。
あ!この時ダンサーをしている彩乃かなみさんでぜひ聴きたい。
でも素晴らしい腹部を見られたので良かったです。(感想としてどうだろう)
「国境のない地図」フィナーレ
1995年「国境のない地図」より
ベルリンの壁に翻弄された母子の別れや再会を描いたお話。それで国境のない地図ということなのですね。
「トッカータとフーガ二短調」
「ピアノ・ソナタ第八番ハ短調「悲愴」第ニ楽章 」
クラシックが好きなのでいいですねえ。
グラン・ブルー
1996年「パッション・ブルー」より
この場面が大好きです。これも内容がわからないけど再演して欲しい。カッコよすぎる。
「Desperado 」
「男のタンゴ 」
「OJES NEGROS」
ここがもう、素晴らしい!
瀬奈じゅんを中心に大空祐飛・霧矢大夢・北翔海莉という夢のスターたち!
朝海ひかるを高貴なダンスバトルで取り合う(多分)のですが(いつの間にやら敬称略)、
みっちゃんのビシッと完璧ダンスにも、ゆうひさんのクールな魅力にも、きりやんのエロカッコいいダンスにもなびかないコムさん。
コムさんの柔軟性にビックリ!女役をしてもオカマ感はありません。失礼ながら、ドレスが若干うちのピアノの椅子のカバーに似ていて既視感があります。
他の男を袖に最後はあさこさんの元へ。
そしてこの時のきりやんの舌打ちしていそうな表情がナイスです。(本当に舌打ちしなくていい。していそうと想像させるところがいい。ちなみにキスも音は要らない派。生々しさより想像させるのが好きです。)
ということで「忌々しい表情コンテスト」をしたらきりやん優勝です。
ああ、きりやんは退団してるので望海さん率いる雪組でぜひ見てみたい。
最後のキメのシーンが残念ながらタイミングが合わずミスのようでした。普段から組んでいないので仕方ないのですが、成功したらどのようなダンスだったのか長らく謎だったのでした。
その後とあるショーで、きりまりトップコンビが銀橋でこのキメのダンスを披露してくれました。
「きりやんの片方の太ももにまりもさんが一瞬足を組む形で体重を乗せ、反動で美しく戻るダンス」ですが説明しにくい。名前があると早いのですがあるのだろうか。
その時、私は東京大劇場で観劇しました。数少ない観劇ですし、美しい瞬間は今でも鮮明に覚えています。(でもショーの名前は失念『ラプソディック・ムーン』か『ダンス ロマネスク)』)
オマージュ
2001年「ベルサイユのばら2001-フェルゼンとマリーアントワネット編」より
ベルばらシリーズはどれだけあるのでしょう?まだ一つも観たことがないのですが。
「宝塚わが心の故郷」
バラの紳士と淑女たちの登場で豪華なフィナーレ。群舞が素晴らしい!
影ソロが彩乃かなみさんほかコーラスが美しい。
華やかでいいですねえ!圧巻です!
おわりに
宝塚の作品は時を経ても色褪せないですね。このスターさんが出演していたのだと気付いたりもします。
いいものはいい。好きなものは好き。
羽山紀代美先生の功績は計り知れないほど大きいですね。
お読みいただきありがとうございました。
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