「民衆の歌」に咲妃みゆさん参加。歌の力に涙、涙、涙。




「民衆の歌」にただただ涙。

4月26日にユーチューブに投稿された「民衆の歌」に震えた。

上山竜治さんの企画で実現した『レ・ミゼラブル』の劇中歌「民衆の歌」の歌い継ぎ。

総勢36名のミュージカル俳優たちに、大好きな咲妃みゆさんも参加されました。

ああ本当に嬉しい、嬉しい。

山崎育三郎さんや城田優さん濱田めぐみさん、ラミン・カリムルーさんなど錚々たるメンバーの中に名を連ねています。咲妃みゆさんも今や日本が誇るミュージカル女優なのね。感慨深いものです。

ゆうみさん(咲妃みゆさん)は「我等の味方に」のところをソロで入っています。

お顔は未来の希望に満ちたキラキラした表情です。両手の振りはささやかで愛らしい。

「我等の」で手を拡げてから「味方に」でギュッと拳を握っていて、元気いっぱいの笑顔。勇気をもらえます。その間2秒ぐらいなのですが、でもやっぱりああなんて素敵なお方なのでしょう!

ゆうみさんの気持ちが伝わってくるような気がして、ワタクシ自然と涙が出ておりました。

動画はこちらです。もう何度も再生させて頂きました。ゆうみさん、最後の歌唱の表情もなんといいお顔なのでしょう。そして他の参加者の皆様もそれぞれの個性が現れていて想いが伝わるよう。素晴らしいです。

 

自宅で歌っている方がほとんどでしょうか?中にはお風呂場で歌っている方(宮澤エマさん)もいらっしゃいます。音がよく響きそう。

キャストはこちらの皆様です。(敬称略)

浦井健治 / 大原櫻子 / 音月桂 / 尾上松也 /

海宝直人 / 加藤和樹 / 加藤清史郎 / 上山竜治 /

Crystal Kay / 小南満佑子 / 小西遼生 / 昆夏美 / 

斉藤 慎二(ジャングルポケット) / 咲妃みゆ / 笹本玲奈 / 佐藤隆紀 / 

清水彩花 / 城田優 / 田代万里生 / 中川晃教 /

西川大貴 / 愛希れいか / 三浦涼介 / 宮澤エマ /

濱田めぐみ / 原田優一 / 平原綾香 / フランク莉奈 / 

RaminKarimloo/ 山崎育三郎

[Chorus]

石田佳名子 / 川島大典 / 木南清香 / 杉浦奎介 / 

持木悠 / 横田剛基

「Shows at Home」ホームページより)

一般の(?)友人に紹介したらジャングルポケットの斎藤さんだけわかってくれました。

ラミンさんが参加されたのは驚きです。すごい!

「民衆の歌」の意図は?

こうした「民衆の歌」を歌うムーブメントは海外で先に起こっていたそうです。

 

サッカー界では横浜F・マリノスのファンたちがキックオフ前に歌っているのだそうですね。ファンたちが勝利を目指して心をひとつにし、チームの力に繋げよう!ということでしょうか

『レ・ミゼラブル』で革命家アンジョルラス役を務めた上山竜治さんは、どのような思いからこの企画をされたのでしょうか?

このプロジェクトに際し、彼はこのようなコメントを出しています。

自宅での自粛の日々が続き、自分にできることは何だろうと悶々と考えているなか、やっぱり僕らには歌がある。そう思いました。
最前線で戦う医療関係者の方々、外で思いっきり遊ぶこともなかなかできない子供たち。慣れない自宅待機で苦労されているご家族のみなさん。先の見えない不安はみんな同じだと思います。こんな時だからこそ、歌の力を信じている僕たちができることがあると思い、純粋に歌を届けたい。その“想い”から集まった今でしか叶わなかったであろう夢の共演に心から感謝しています。1人でも多くの方がこの歌で元気になってくれたら嬉しいです。

ステージナタリーさんの記事より引用

皆様、第一線の俳優たちですから、本来ならば舞台でバリバリ活躍してたところです。

上山竜治さんは『エリザベート』 全公演中止になりました。

ゆうみさんも『ニュージーズ』がすべて中止になってしまいました。

きっと可能な限り準備をしていたことでしょう。まったく世に出せないまま中止になってしまうのは、表現者として心中いかばかりか。

それでも現状の恨みつらみを並べ立てることではなく、それぞれの状況で奮闘している方々に敬意を表し、自分のできることを考えてこのプロジェクトを企画されたのですね。

歌の力で「元気になってくれたら」、そして

未来への希望を抱ける心持ち

「Shows at Home」ホームページより)

になってもらえたら。

純粋にそんな気持ちからだったそうです。だからゆうみさんも参加されたのだと思います。

この歌は大変な反響を呼び、感動の中、様々な意見をSNSで目にしました。

感動の声が大半かと思いますが、中には、

「これはもともと政府に対する民衆の怒りの歌だから、その歌を選んだ意図を推して知るべし(ざっくり)」という意見。そう考える方もいらっしゃるのね。ある意味素直かも。

歌の意味は以前に調べたので一応ながら知っていましたが、とにかく私は歌を聴いて、光が差したような希望を感じました。参加者個々の政治的な考えはわかりません。政治的な発言をするもしないも自由です。

でもこの件に関しては、政治的イデオロギーはなく、純粋に皆様に明日への希望を込める、というプロジェクトに賛同して参加されたのだと私は思います。何度も歌を聴いてそう感じました。

パロディも出た!

5月7日には「民衆の歌」のパロディが出ました。角田修一さんお一人で36人のモノマネをされているのだそう。ゆうみさんもモノマネされるのは2回目かと思います。なんとなく似ている…気がする…。

著作権など大丈夫なのかな?音源など自分で用意したり許可もらったりして、まあきっと大丈夫なようにしているのでしょう。オリジナルの方々も反応していて笑っているようです。

平原綾香さん、2番目に出てくる赤い人。凄みがあって初めわかりませんでした(笑)。お風呂上がりだったとは。

ということでパロディをご紹介します。

うん、こりゃ楽しい。とんでもなく時間が掛かっていそうですね。そしてまたオリジナルが聴きたくなるという。

参加者もパロディに素直に笑っちゃっているということは、やはりこの企画は明るい未来や希望を込めたものであろう、と改めて感じたことでした。

「そうさ明日が」

新型コロナウイルスは日本において、感染確認される人数が着実に減っている傾向だと思います。

罰則のない中、要請のみでこの非常に怖い疫病の蔓延を欧米の規模のように大爆発させていないことは、のちのち評価されて良い方向かもしれません。ひとつひとつ見ていけばそりゃ政策に反省点・改善点は山のようにあるでしょうが、落ち着いて希望を持ちつつ、自分のできることをしてすごそうと思いました。

批判の矢面になってしまった宝塚歌劇団はじめ、劇場におけるクラスター発生は今のところ確認されていないかと思います。感染症対策を施した公演に、いつかは評価を得られる時が来るかもしれません。どんな時も多くのファンがそばにいます。

「民衆の歌」の訳詞は岩谷時子さんです。

咲妃みゆさんが出演された「越路吹雪物語」で木南晴夏さんが演じたお方でとっても素敵なお方のイメージです。

そして歌詞がグッと来ます。

最後の一節を引用します。

新たに熱い生命(いのち)が始まる

明日が来たとき そうさ明日が

5月8日、咲妃みゆさんも前を向いたインスタを投稿されました。

今日(5月8日)が開幕でした。ああ、なんて健気なのでしょう。好きです(告白)。

一歩一歩進んでいると信じて。

エンタメ業界が再び直接人々の心を照らせる時が来ますように。

お読み頂きありがとうございました。

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