ぴあ、重複販売でしたの巻
こんにちは、はぴごろもです。
私はいくつか前の記事で雪組静岡公演が楽しみです、と書いたのですがそう簡単にはいきませんでした。
思ってもみないことでしたが、チケットぴあがなんと重複販売をしてしまいました。
あらまあ。チケットを買うことが久しぶりすぎの私にはわかりませんが、たしかに戻りのチケットがこんなにあるのも不思議でした。
転売の法律が施行されたことにより、チケ流などから買い控えた結果のあまり分が大量にあるのかしらと思ったものです。
重複の情報をツイッターで目にした時から、おそらく発券済みのこのチケットも観ることが叶わないのだろうなあ、と察しました。
その後、ぴあからメールが届きました。重複の可能性があるとのこと。ここの時点で確定していると思いますが、ワンクッションおくことで冷静にさせる効果があるのではと思いました。
実際にはもっと早く発覚していたのかもしれません。根本原因の調査や現状把握そして対処方法の取り決めなど時間がかかるだろうし、ぴあ社員が夏休み返上して対処する為にその時期に合わせて連絡になったのかしらとなんとなくと思いました。
私はうちのワンパク坊主たちに鍛えられたおかげか、怒りの閾値がだいぶ高まったため、今回怒りは何もありません。いい夢見たなあ、ぐらい。9年ぶりでしたけど。もしかして宝クジ1等並みの珍しさだったりして。
それより、ぴあの対処がすごいですね。
お詫びメールと払い戻しかな、まあ仕方ないやと思っていたところ、お詫びの電話が来ました。
申し訳ない声で丁寧にお詫びして頂きまして、私は「はい」と応えるのみ。最後に「お疲れ様です」で終わりにしました。通話時間の短さで上位だと思います。
決定事項はメールしてくれるというので私はそれで充分です。代わりに来年の雪組公演の席を用意してくるみたいですね。行けるかわからないけど。
スピーディーに対処するため、電話の人はもしかしたら外部委託の人かもと思いましたが、不具合発生時はシステム検証その他やるべきことは多岐に渡るでしょうから、社員も当然奮闘されていることと思います。この件が早く穏やかに収拾するといいですね。
感情的になったたり、延々と質問を続ける人も中にはいるかもしれないけど、ぴあの電話の声の人を思うと、穏便にして欲しいなあと思います(可愛い声に若干やられた人)。
今回のことで信頼が失墜するまでには至らないかと感じていますが、東証1部上場及びチケット販売最大手の企業としてかなりの誠意を見せている印象。二度と同じことは発生させないように対処するでしょう。
ですので座して待つのみ。(ブログネタにはしたが)そんなこんなでそういえばB席は有効なチケットが取れていたことを思い出したので(重要!)なんとかこれを観たいなと思います。
先日、リセールの件でチケットぴあについて、信頼性があると書いたばかりだったので、ちょっとずっこけましたが。システムを構築したり設定したりするのは人間ですから、ままあるのですかねえ。今後はさらに検証やチェック体制を強化するものと思われます。
ついでにリセールのことを
先日リセールについて雑感を書きましたが、ぴあの話ついでに捕捉して書きます。
劇団が公認した「チケトレ」は、利用を考えれば手数料高いと感じるものの、企業側に視点を変えれば相応の料金。車の税金は高いしガソリンの税金が二重取り(税金に消費税付いてくるから)だと思いつつも便利だから普通車を利用するのと感覚は近い。(もっともこれは利権が絡んでるけど)。ということで高いと思っちゃうのは仕方ないけど便利で信頼できるサイトとして適切な価格でしょう。
多くの人がそう思い、利用するのかどうかはまだわかりませんが。私がもしチケットをよく買う人だったらチケトレを利用するかな。子供が熱出たりとか家族がどうとかありますから。そしてわりと引っ込み思案なので、私の性格ならば募るより機械的なものを選びそう。
会に入っていればその中でリセールはすでにできているようですね。SNSでも譲渡は見かけます。おけぴも利用されていると思うのですが、そちらは公認されず。信頼性が担保されないのでしょう。
今回、劇団はチケトレを「公認」しました。「推奨」ではなくあくまで「公認」です。やむを得ず譲渡する場合はチケトレを認めます、です。
ちなみにそもそもなぜリセールシステムが必要かというと、公式ホームページに記載された通り。
法律によると、
「特定興行入場券の不正転売の禁止等による興行入場券の適正な流通の確保に関する法律」が施行されましたが、その第5条の2で
「興行主等は、興行入場券の適正な流通が確保されるよう、興行主等以外の者が興行主の同意を得て興行入場券を譲渡することができる機会の提供その他の必要な措置を講ずるよう努めるものとする。」
とあります。
つまり劇団は法律遵守の為でしょう。
転売禁止の法律に関連して、適正な流通確保のためリセールの機会を用意すべし、と議員が法律を作ったから、ですね。
私設ファンクラブである「会」はリセールも実質的に担っているようですが、劇団は会を公認していませんから、他に何かしらのシステムが必要だったのですね。ファンの要望だけならば劇団のメリットは薄いのでまだまだだったかもしれません。需要がどうかよりも法律に従ったまでということではと思います。
宝塚は譲渡がきっかけでお友達の和が広がったり、お手紙が添えられてホッコリな機会もあるようで、それもいいなと思うのですが、キャッシュレス、ペーパーレスが時代とともに進んでいくのだろうなあ。
阪急電鉄で抱える他の興行も考えると今後変わる可能性もありますね。
だいぶテーマと逸れたところで終わりにしたいと思います。
ぴあ関連に話を戻すと、今回リセールシステムの提供が外部サービスを公認する形で良かったな、ということです。
リセールのことを書いた時にシステムトラブルのリスクを背負わなくてよい、とさらっと書きましたが、その怖さを如実に感じるところとなり…
原因はぴあなのでぴあが非難されるのはある程度仕方ないけど、劇団が非難されなくて良かったなあと。リセールは外部公認でリスクや負担なし。四季みたいに自前システムはちょっと憧れるけど、とりあえず良かった良かった、と感じたことです。
お読みいただきありがとうございました。
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