ちぎさんの立ち回りはカッコいい!
雪組と言えば『和物』
「和物の雪組」という組のイメージがありますが、そうすると欠かせないのが殺陣(たて)、立ち回りです。
早霧さんの立ち回りはとてもカッコいいので、思い浮かべて痺れましょう!という企画です。
とうぞ、よろしくお願いします!
(コメントはすべて素人の私の見解と妄想ですので、どうぞ大目にみてやって下さいませ。それらを含め、楽しんで頂けたら嬉しいです。)
なぜカッコいいのか?
ところで、なぜ早霧さんの立ち回りはかっこいいのでしょう。
早霧さんのビジュアルは言うに及ばずですが、そのほかになぜ早霧さんの立ち回りがカッコいいのか考えてみました。
そう、早霧さんの立ち回りは無駄な所作がなく、洗練された美しさではないのかと。
舞台上、演出として「魅せる」技ではあるけれど、早霧さんは運足(うんそく=足運び)や体の重心の送りがスムーズ。
その足運と連動して上半身がスムーズに動き、そして刀捌きが冴える。
顔や上半身に意識が行きがちですが、下半身の無駄のない足運びと重心移動が、一連の無駄がそぎ落とされた「機能美」を意識させ、それが「カッコいい」と感じるのではないかと。
これは、無駄を排し、ほんのわずかなものを最大限に活かしてきた日本人ならではの感覚かもしれません。
緋村剣心(るろうに剣心)
画像は使えませんのでネットを検索または想像力でお願いします。
とある1枚目の画像より
まさに刀を抜かんと柄(つか)に手をかけようとする剣心。
髪の毛の動きがスピード感を出していていいですね。
一瞬で右肩を入れ、左に少し旋回しながら重心を下に落とす、という所作とマッチした髪の動きが臨場感を出しています。
相手のフトコロに瞬時に入り込み逆袈裟斬りをするのにちょうどよい絶妙の高さです。
とある2枚目
敵を見据え、呼吸を読み、一瞬で刀を抜こうとする張りつめた緊迫感を感じます。
構えは、脇を締めて余分な力が入らないようにする。
そうすることで、すぐに刀を抜く緊迫感を出すことができます。
3枚目
敵とまさに命のやりとりをしている緊迫感と臨場感が出ています。
目がいいですね!まだまだ戦える目であると感じます。
4枚目
重心がまっすぐ下に落ちていてバランスがいいです。
華美を排したシンプルな中に本物の美しさがあり。素敵です。
5枚目
咲妃みゆさんもご一緒の画像より。
かわいいので(笑)。
あ、でもゆうみさんの立ち回りも「薫らしさ」が出ていてとても素敵でした。
剣心、しっかり重心がまっすぐ下に落ちていて安定しています。
剣心と薫にしか見えないところがすごいです。
おまけ
「タカラヅカスペシャル2015」雪組コメディより
現代に来てしまった天野晴興がハリセンで望海風斗さん演じるアルカポネと戦っています。
こちらは体に力が入り腰が浮いている。あごを上げているので、よくコメディ感が出ています!
しっかり使い分けをしているところ、さすがです。
前トップスターと現トップスター、振り幅が大きくて愛らしいです。
だいもんさんは本当に歌ウマで好きなので、応援したいと思います!
おわりに
今回は早霧さんの立ち回りに注目してみましたが、
ひとつひとつじっくり見ることで、また面白さが出ると思います。(好き勝手書いていたら時間かかってしまったけど)
またお越しいただければ幸いです。
2018年11月6日追記です。まさか卒業後早霧せいなさんが再び『るろうに剣心』を演じることになるとは!ダイジェストでしか見られないのが辛いのですが、でもやっぱりすごいです!さらに進化を遂げたようです。歌も伸び伸び自然な感じでいいですね。感動しました!本当にカッコいい…パタリ(追記終わり)
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