こんにちは、はぴごろもです。
1月14日に行われた小川理事長の年頭のあいさつで話題になった数日でしたが、私も遅ればせながら思ったことを書こうかなと思います。
あいさつの全文は不明なので、下記ニュース記事から受け取った印象からになります。
本日、宝塚新春互例会がありました。それに先駆け、小川理事長の取材会。大阪・夢洲での万博で「夢組」実現?…期間限定でも現役も入れば面白いですね。互例会では星組の綺城ひか理さん、彩葉玲央さん、有沙瞳さんと少しお話させていただきました。役得!https://t.co/gilniHgAjA
— スポーツ報知・宝塚歌劇担当 (@hochitakarazuka) January 14, 2020
全体的には良い意味で捉えているのですが、言葉のチョイスがいささか残念に思いました。
もう少し具体的に書いていきます。
2025年大阪・関西万博でのOGによる「夢組」発足プランを語ったことについて。
「夢組」は冗談っぽく言われたのではないかな、と想像しています。プロジェクト「夢組」みたいな。
万博という一大イベントに地元企業として貢献したいけど現役ジェンヌでは難しい。OGならば…となるのは自然だろうし万博だけの「夢」のような時間になるでしょう。明日海りおさんも「ぜひとも行きます。」と仰ったそうですし、ワクワク感があります。大阪生まれの理事長が、実現に向けてすでに動いていることでしょう。
そこから「続・夢組」みたいな夢の懸け橋的に、今後OGの活躍の場を広げるかもしれませんね。それでも宝塚ブランド保持のために現役生との区切りはしっかりつけていくものと思います。
2019年の観客動員数が ライブビューイング含め過去最高の320万人。
スターの退団によるところが大きいでしょうけど、経営トップとして文句ない素晴らしいことだと思います。
明日海りおさんの退団時では、全国にはこんなに映画館があるのね!と驚いたし、こんなに会場を抑えることができる劇団の手腕に感心したものでした。(これでもか!というほどライブビューイング会場が追加されましたが、それでも需要に供給が追い付かない、みりおさんの人気の高さにさらにびっくり!)
さて、ざわつかせた「駄作」発言について。
まあ、これはトップとしての発言としては好ましくないのでは、と私は(も)感じました。トップから駄作言われたら身も蓋もないかなと。
いや、全体の真意はわかるのですが。
「良い数字を残せたことに感謝です。しかしこの人気にあぐらをかかず、これからも気を引き締めて全力でより良い作品を生み出していく所存です。」だと思います。
「1作でも駄作を出すと、終わり。」と言うほど、実際宝塚は脆弱ではないと思いますが、そのくらいの気迫で作品を作る決意を伝えたかったのかな。
まあ前の理事長はこんなものではなかったようですが、私は当時のことは知らないので比較できず。でもそのころから比べたらだいぶ平和なのでしょうね。
それはそうと、現理事長はのちのち「再演して欲しい!」と言われるほどの、観客の心を震わせる新作を作って欲しい、ということを言いたかったのだと捉えています。
宝塚ならではの条件や制約が多くて作品作りは大変なことだと思いますが、脚本家の先生たちに期待しています。
そうそう、脚本で残念ながら不快に感じてしまう表現などある場合があるので、個人的には「駄作」よりそちらが気になります。あまり声高にポリコレポリコレと言いたくはないですけど、気になる先生のは気になるなあ。世に出る前にそこらのチェックはつかないのかな。若手先生に期待です。
「失敗を恐れず果敢にチャレンジして欲しい、責任は私が取るし、予算はなんとかするから!」など包容力ある言葉で脚本家たちを励まして欲しいな、なんて思ってしまいます。
ポリコレではないですが、世に出す言葉ならば小川理事長の発言にもそうした「もう少し配慮した言葉選び」をしたほうがもっと真意が伝わるのでは、と感じた次第。
スピードワゴンの小沢さんが、「ワイドナショー」で
「何をしゃべれるかが知性で、何をしゃべらないかが品性」と名言を披露されたことをふと思い出しました。
言葉にも感じます。自戒を込めて。
今後の課題については「SNSにも対応してやっていく。5Gにもチャレンジしたい」。
公式インスタグラムは2019年に開設されました。
劇団の公式ツイッターはまだありませんが、作るのかなあ。
ロゴの無断使用で公式っぽいけど公式ではないアカウントが散見されます。そういったものに変わり公式のアカウントがあるといいなあと思うこともあります。でもツイッターの荒波に劇団が晒されるのを(晒されるんかい)見るのは忍びないと思ったり。
もし開設するなら、おっかない人事の発表は避けておいて、公演のお知らせなどは是非に、と思います(穏健派)。
5Gについてどのようにチャレンジしていくのかまだ不明ですが、ビッグデータやAIを活用して、宝塚が提供するコンテンツがより身近になっていくのかなと感じました。あらゆるところでうっかり「ポチ」してしまいそう。だがそれもいい!
小川理事長は経営トップとして、これからも意欲的に取り組まれていくと思うので期待してます!経済を回して多くの人の心に潤いを与える企業を応援しています。(株は持っていないけど)
お読みいただきありがとうございました。
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