『九月十日』菅原道真公と宝塚OG考~去年の今頃は~実咲凜音他




『九月十日』菅原道真の漢詩に宝塚OGを重ねて考えてみる

タイトルが

「?」

な感じですが、この時期、毎年思い出す詩に、

宝塚を卒業されたOGの方のたちのことを重ねて考えてみたいと思います。

ちょっととっつきにくいタイトルですが、よろしければお付き合いくださいませ。

(実はまとまるかとても不安だけど)

『九月十日』とは?

901年9月10日の夜、菅原道真が太宰府(現福岡県太宰府市)に左遷された時に詠んだ七言絶句のタイトルです。

「九月十日(くがつとおか)」 菅原道真

去年今夜待清涼
秋思詩篇獨斷腸
恩賜御衣今在此
捧持毎日拜餘香

去年の今夜 清涼(せいりょう)に待(じ)す 
秋思(しゅうし)の詩篇(しへん) 獨(ひと)り斷腸(だんちょう)
恩賜(おんし)の御衣(ぎょい) 今此(こ)こに在り
捧持(ほうじ)して 毎日餘香(よこう)を拝す

去年の今夜は、天皇陛下のおわす清涼殿に右大臣として仕えていた

その時「秋思」という詩を詠んだことを思い出すと、こうなってしまった今、たった一人、断腸の思いに暮れる

去年、陛下から賜った衣はここにある

毎日、捧げ持ってかすかに残る香りを拝んでいる。(意訳:ウェブを参考に私)

 

去年の今頃はバリバリ要職で働いて、天皇からも認められてご褒美の「御衣」をもらったくらい活躍していたのに、今はどうだ。無実の罪で僻地でうら淋しく暮らす悲しさよ。

わずかに残る香に天皇への思い、都への思いを募らせている。

という感じだと思います。

 

「去年」は彼の秀才ぶりから右大臣として重用されていましたが、藤原一族から冤罪をかけられ、太宰府に飛ばされ失意のうちに亡くなりました。

死後に名誉は回復され、のちに「天神様」と祀られ、今でも「学問の神様」として慕われています。

遣唐使を廃止した人としても有名ですね。

ここまで、前置きです。

タカラジェンヌの卒業後は

毎年40人のOGが

宝塚歌劇団の生徒は常に約400人。毎年約40人が入るとすると、単純計算で毎年40人が退団していることになります。

毎年40人のOGが生まれているわけですが、卒業後はどうされているのでしょうか?

話題性の高いトップスターはもちろん様々な仕事のオファーが来るでしょう。

トップスターにはなれなくても、人気の高い人、キャラが立っている人もいろいろな形で活躍の場がありそうです。

また、歌唱力の高い人など、何かに秀でた才能がある人もその才能を活かした仕事が入りやすいと思います。

それぞれの人生

さて、一方、残念ながら、自分の目標とは違う形で退団することになった人も当然いるでしょう。

事情はそれぞれでしょうが、

「去年の今頃はあんなに華やかなところにいたのになあ」

とか、

「あともう少しで…」

など、もしかしたら思いがあるかもしれません。

卒業後も舞台の仕事を希望してもOGも毎年増えますし、なかなか難しいかもしれません。

驚きの転身をしたOG

以前、気になって宝塚OGのその後について、ネットで調べたことがありました。

すごいなあ、と思ったもの。

52期生の花園 とよみさんは45歳歯科医に。その後歯科医を開業し、仕事をするかたわら、さらに勉強して神戸医学部の大学院にストレ-トで合格したとのこと。

第80期生の芽衣 かれんさんも医師に。宝塚受験のため、学歴が「高校中退」ですから、まずは大検を受けてからという途方もない挑戦でしたが、初志貫徹して医療の仕事をされているようです。きりやんの同期。

あとは、会社経営したり、宝塚受験関連。

そうそう、最近調べたところでは、水夏希さんが株式会社AQUA(←おおっ!アクア)を設立したのと、第一興商の社外取締役に就任したとの情報を目にして驚きました。

咲妃みゆさん参加の「タンゴのすべて」にも参加していますし、多才ですね。

元トップスターに目が行きがちだが

普段はトップスターや好きな人にばかり意識が向かいがちですが、時々、あのジェンヌさんはどうしているのだろう?と思う時があります。

すべてのジェンヌさんに、宝塚で培った経験を活かして第2の人生が実りあるものであって欲しいと思っています。

そんな中、目に留まったのがこちら。

麻華りんかさんのツイート

9月10日の麻華りんかさん(88期生)のツイートです。かわいいママさん。お子さんとペアルック。

私は、現役の時には存じ上げなかったのですが、月組娘役で歌がとても上手なジェンヌさんだったようです。

でも月組ということは、霧矢大夢さん見たさに買ったDVDの中で見つけられるかも…。

ガサゴソガサゴソ…

あ、「大坂侍」でお名前発見!

ということは、見たことありましたね(笑)!

きりやんのディナーショーにも出演されていたとのこと。

やはり、歌唱力抜群のようです。

麻華さんは、病気で休演を余儀なくされ、退団も危ぶまれたぐらいの時があったとか。

病気はつらいし、休演することはもっとつらかったかと思います。

今では「平凡な田舎のスーパー一般人」との自己紹介がツイッターに記されていますが、

やはり、「元タカラジェンヌ」です。

宝塚を志し、厳しい学校を修了し、舞台人として並々ならぬ稽古を重ねた経験、素晴らしい仲間、先輩との出会いなど、宝塚時代のすべてのことが糧になっていることと思います。

そういった女性はやはり一般人を超えており(あ、それだから「スーパー一般人?」、魅力的な女性として講演依頼が来るのだと思います。

今をしっかり生きている、そんな印象を受けました。

実咲凜音さんのブログより

そして、折しも9月11日に「1年前の昨日」のことをとインスタとブログを更新された宝塚OGがいました。

実咲凜音(みさき りおんさんです。

以下、みりおんの文

 

9月10日は

エリザベート様の

命日でした。

昨年の今頃、ちょうど公演中だったなぁと

懐かしく感じました

 

公演が始まる前に

目を閉じて深呼吸しました。

 

 
エリザベートさんが、どうか私の身体に降りて来てくださいますように…と。

 

そして、

今は幸せに過ごされていますように。と。

 

トップスターとして活躍し、最後は娘役の憧れ、「エリザベート」を演じたみりおん。

そんなみりおんであっても、1年後はどのようになっているか…

煌びやかな世界のあとにはなにがあるのか。

不安もあったことだと思います。

しかし、みりおんは一年後も見事にステキな花を咲かせていますね。

持って生まれた才能にたゆまぬ努力を重ねた結果でしょう。

 

ステキですね。

みりおんを見ると、いつも綺麗な人だなあ、とうっとりしてしまいます。

おわりに

今回は(今回も?)あまりまとまった感がないような気もしますが、「九月十日」という漢詩を思い出し、最近宝塚のことを考えているため、重ねてみました。

(ちなみにこの漢詩ですが、私の亡き父が、私が子供の頃からこの詩吟を吟じていたため、頭に残っているのです。まさか、こんなカタチで考えることになろうとは!)

大好きな元トップスターの活躍はもちろん嬉しいのですが、すべての宝塚OGのその後の人生がそれぞれのカタチで幸せであったらいいなあと願いまして。

「九月十日」のように辛い思いではなく、今を生き、これからを生き、時々明るくしみじみと振り返ることができますように。

 

そんなことを書きたかったのです。

え?もう10日を過ぎてしまっていると?

思い出したのが10日でしたので(汗)。

それに、実は現在の9月10日は旧暦でいうと、7月20日。

旧暦の9月10日は現在の暦では10月29日になっています。(今年の場合)

セーフでございます。

よかった(^^)(かな?)

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